市朗怪全集とは
実話系怪談のパイオニア、『新耳袋』シリーズの著者の一人が、語りで送る怪談全集!
1990年代に巻き起こったJホラー・ブームを牽引した実話怪談界の大御所が、満を持して登場する!!
全てが実話。この現代に現れた闇と異界の世界を聴け!!
内容紹介
娘が視るもの(9分)
S子さんには一人の娘がいる。S子さんは全く「そういうもの」を視ないが、娘は幼いころからどうやら何か奇妙なものを視ているようだったという。特に自宅のバルコニーで…。ある日、娘からグーグルマップで自宅を見るように提案され…。
赤ん坊(10分)
ある大学生が三重県のホテルでアルバイトをしていた時のこと。ある夜のバイト終わり、ホテルの前の道路に出ると赤ん坊がハイハイして道を渡っているのを見る。ところがこの赤ん坊が実に奇妙なものであることに気づき、怖くなった彼は、必死に赤ん坊から遠ざかろうとするのだが。遠ざかれないのだ…。
冥界からの手紙(17分)
作家のKさんが、日本のドンと呼ばれていた某氏のことを調べていた時のこと。某氏は既に他界しているがその息子さんとは知り合いなのだという。ところがある時、その息子さんを通じて、偶然とは思えない、某氏が冥界から送って来たとしか思えないある手紙をコピーした。その手紙が、ある有名音楽家の運命を変えることになるのだが…。
第2オペ室(6分)
和歌山県のとある病院には、2つのオペ室がある。一つは殆ど使われていない。しかし人の気配や物音がしていて、院内の職員や医者たちは、そこには何かがあるという共通認識があったという。ある日、そのオペ室で緊急のオペが行われた。この時、担当した医師、看護師は、はっきりと、ある信じられない事象を目にして…。
祇園のアパート(50分)
神主のSさん。彼の神社は特別な古神道を継いでいて、審神者としての祭祀を伴うのだという。霊を降ろして正体を見きわめるのだ。ある時、京都市内に住む学生から依頼を受け、祇園近くのアパートを訪れた。そこではとんでもない霊たちが蠢いていた。祇園という土地に縛られた霊たち。Sさんと霊たちとの対峙が始まった…。
中山 市朗(なかやま いちろう) プロフィール
作家、怪異収集家
1982年、大阪芸術大学映像計画学科卒業。映画の助監督や黒澤明監督の『乱』のメイキングの演出などに携わる。
1990年、扶桑社から木原浩勝との共著で『新耳袋〜あなたの隣の怖い話』で作家デビュー。『新耳袋』はそれまでただ怪談で括られていたものから、実話だけにこだわり百物語を一冊の著書で実現化させた。
『新耳袋』は後にメディアファクトリーより全十夜のシリーズとなり復刊。『怪談新耳袋』として映画やドラマ、コミックとして展開。
Jホラーブームを作った作家や映画監督に大きな影響を与え、ブームをけん引することになる。
著書に『怪異異聞録・なまなりさん』『怪談実話系』『怪談狩り』シリーズなどがある。
怪談は語ることが重要と、ライブや怪談会、放送などでも積極的に怪談語りを行っている。その他の著書に『捜聖記』『聖徳太子・四天王寺の暗号』『聖徳太子の「未来記」とイルミナティ」など多数。
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