クラシックに使われている楽器をもっとよく知ろう!
クラシック音楽というと、遠い国の遠い昔の音楽…って思うかもしれませんが、不思議なくらい、今の私たちの心にもぴったりと寄り添ってくれたり、楽しい気分にしてくれたり、励ましてくれるような曲がたくさんあります。
このシリーズでは、どんな楽器がどのような特徴をもっているのか、その魅力をお伝えしていきます。実際に曲を聴きながら、いろんな楽器とその音色に親しんでください。
Vol.6では、繊細で哀愁を帯びた音から明るく力強い音まで幅広く表現できる木管楽器「オーボエ」に注目!冒頭のオーボエのメロディーがあまりにも有名な「白鳥の湖」、オーボエとオーケストラのための協奏曲を数多く残した作曲家アルビノーニの曲、オーボエと弦楽器の組み合わせによるアンサンブルが見事なモーツァルトの曲などを紹介しながら、オーボエのさまざまな音色とその魅力を紹介します!
作品の内容
オープニング
M1 チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」より「情景」
オーボエはどんな楽器?
M2 アルビノーニ:オーボエ協奏曲 変ロ長調 Op.7 第3番 第三楽章
オーボエの特徴
M3 ハイドン:オーボエ協奏曲ハ長調 第二楽章
M4 モーツァルト:オーボエ四重奏曲 へ長調 K.370 第一楽章
M5 R.シュトラウス:オーボエ協奏曲 ニ長調 第一楽章
プロフィール 飯田有抄(いいだ ありさ)
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程修了。Macquarie University(シドニー)通訳翻訳修士課程修了。
「クラシック音楽ファシリテーター」を肩書としながら、クラシック音楽の普及にまつわる幅広い活動をおこなっている。音楽専門誌、書籍、楽譜、CD、コンサートプログラム、ウェブマガジン等に執筆・翻訳、小学館神保町アカデミーや朝日カルチャーセンターの講師、音楽イベントの司会やトークの仕事に従事。
NHKのTV番組「ららら♪クラシック」やNHK-FM「あなたの知らない作曲家たち」に出演。クラシック音楽専門ラジオOTTAVAレギュラーを2016年1月より4年3ヶ月にわたり務める。書籍に「ブルクミュラー25の不思議〜なぜこんなにも愛されるのか」(共著、音楽之友社)、『ようこそ!トイピアノの世界へ〜世界のトイピアノ入門ガイドブック』(カワイ出版)等がある。公益財団法人福田靖子賞基金理事。
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