クラシックに使われている楽器をもっとよく知ろう!
クラシック音楽というと、遠い国の遠い昔の音楽…って思うかもしれませんが、不思議なくらい、今の私たちの心にもぴったりと寄り添ってくれたり、楽しい気分にしてくれたり、励ましてくれるような曲がたくさんあります。
このシリーズでは、どんな楽器がどのような特徴をもっているのか、その魅力をお伝えしていきます。実際に曲を聴きながら、いろんな楽器とその音色に親しんでください。
Vol.3では、弦楽器の中で、一番小さくて、一番高い音まで出せる楽器「ヴァイオリン」に注目! ヴァイオリン奏者にとっての聖書と言われる曲、「G線上のアリア」というニックネームが付いた曲、ベートーヴェンの作ったヴァイオリンの名曲などを紹介しながら、ヴァイオリンのさまざまな音色とその魅力を紹介します!
作品の内容
オープニング
ヴァイオリンってどんな楽器?
M1 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調 BWV1001 第二楽章フーガ/アレグロ
M2 J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV1068 第2楽章エール(「G線上のアリア」)
M3 ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番へ長調 作品24「春」第1楽章
ヴァイオリンの弦と弓
M4 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64 第1楽章
ヴァイオリンの歴史
M5 ラヴェル:ツィガーヌ
M6 ドヴォルザーク:ユーモレスク 作品101-7&エンディング
プロフィール 飯田有抄(いいだ ありさ)
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程修了。Macquarie University(シドニー)通訳翻訳修士課程修了。
「クラシック音楽ファシリテーター」を肩書としながら、クラシック音楽の普及にまつわる幅広い活動をおこなっている。音楽専門誌、書籍、楽譜、CD、コンサートプログラム、ウェブマガジン等に執筆・翻訳、小学館神保町アカデミーや朝日カルチャーセンターの講師、音楽イベントの司会やトークの仕事に従事。
NHKのTV番組「ららら♪クラシック」やNHK-FM「あなたの知らない作曲家たち」に出演。クラシック音楽専門ラジオOTTAVAレギュラーを2016年1月より4年3ヶ月にわたり務める。書籍に「ブルクミュラー25の不思議〜なぜこんなにも愛されるのか」(共著、音楽之友社)、『ようこそ!トイピアノの世界へ〜世界のトイピアノ入門ガイドブック』(カワイ出版)等がある。公益財団法人福田靖子賞基金理事。
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