クラシックに使われている楽器をもっとよく知ろう!
クラシック音楽というと、遠い国の遠い昔の音楽…って思うかもしれませんが、不思議なくらい、今の私たちの心にもぴったりと寄り添ってくれたり、楽しい気分にしてくれたり、励ましてくれるような曲がたくさんあります。
このシリーズでは、どんな楽器がどのような特徴をもっているのか、その魅力をお伝えしていきます。実際に曲を聴きながら、いろんな楽器とその音色に親しんでください。
Vol.2では、前回に続き「ピアノ」に注目!ピアノ工房の職人たちにアドバイスしながら曲を作ったベートーヴェン、ピアニストで作曲家のショパン、ピアニストになりたかった経歴を持つシューマン、生まれたばかりの娘のために曲を作ったドビュッシー、ピアニストとしても大成功したラフマニノフなどのピアノ楽曲を紹介しながら、ピアノのさまざまな音色とその魅力を紹介します!
作品の内容
オープニング
今回は前回に続きピアノに注目
M1 ベートーヴェン:ピアノソナタ第21番 ハ長調「ワルトシュタイン」第一楽章
M2 ショパン:幻想即興曲 Op.66
M3〜6 シューマン:「子供の情景」第5曲 満足、第6曲 重大な出来事、第7曲 トロイメライ、第9曲 木馬の騎士
M7 ドビュッシー:「子供の領分」から第4曲「雪は踊っている」
M8 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調より 第一楽章&エンディング
プロフィール 飯田有抄(いいだ ありさ)
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程修了。Macquarie University(シドニー)通訳翻訳修士課程修了。
「クラシック音楽ファシリテーター」を肩書としながら、クラシック音楽の普及にまつわる幅広い活動をおこなっている。音楽専門誌、書籍、楽譜、CD、コンサートプログラム、ウェブマガジン等に執筆・翻訳、小学館神保町アカデミーや朝日カルチャーセンターの講師、音楽イベントの司会やトークの仕事に従事。
NHKのTV番組「ららら♪クラシック」やNHK-FM「あなたの知らない作曲家たち」に出演。クラシック音楽専門ラジオOTTAVAレギュラーを2016年1月より4年3ヶ月にわたり務める。書籍に「ブルクミュラー25の不思議〜なぜこんなにも愛されるのか」(共著、音楽之友社)、『ようこそ!トイピアノの世界へ〜世界のトイピアノ入門ガイドブック』(カワイ出版)等がある。公益財団法人福田靖子賞基金理事。
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