クラシックに使われている楽器をもっとよく知ろう!
クラシック音楽というと、遠い国の遠い昔の音楽…って思うかもしれませんが、不思議なくらい、今の私たちの心にもぴったりと寄り添ってくれたり、楽しい気分にしてくれたり、励ましてくれるような曲がたくさんあります。
このシリーズでは、どんな楽器がどのような特徴をもっているのか、その魅力をお伝えしていきます。実際に曲を聴きながら、いろんな楽器とその音色に親しんでください。
Vol.8では、ピカピカと光り輝く長い管がくるくると巻かれた丸い形の金管楽器「ホルン」に注目!冒頭から華やかなホルンの音が響くベートーヴェンの「ホルン・ソナタ」、ホルンの音色が雄大な自然の光景を表現した「アルプス交響曲」、オーケストラの中でホルンが主役となって歌うチャイコフスキーの交響曲などを紹介しながら、ホルンのさまざまな音色とその魅力を紹介します!
作品の内容
オープニング
M1 ベートーヴェン:ホルン・ソナタ へ長調 Op.17 第1楽章
M2 R.シュトラウス:アルプス交響曲〜頂上にて
M3 チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64 第2楽章
エンディング & M4 ライヒャ:ホルンとファゴットのための12の三重奏曲op.93第10曲
プロフィール 飯田有抄(いいだ ありさ)
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程修了。Macquarie University(シドニー)通訳翻訳修士課程修了。
「クラシック音楽ファシリテーター」を肩書としながら、クラシック音楽の普及にまつわる幅広い活動をおこなっている。音楽専門誌、書籍、楽譜、CD、コンサートプログラム、ウェブマガジン等に執筆・翻訳、小学館神保町アカデミーや朝日カルチャーセンターの講師、音楽イベントの司会やトークの仕事に従事。
NHKのTV番組「ららら♪クラシック」やNHK-FM「あなたの知らない作曲家たち」に出演。クラシック音楽専門ラジオOTTAVAレギュラーを2016年1月より4年3ヶ月にわたり務める。書籍に「ブルクミュラー25の不思議〜なぜこんなにも愛されるのか」(共著、音楽之友社)、『ようこそ!トイピアノの世界へ〜世界のトイピアノ入門ガイドブック』(カワイ出版)等がある。公益財団法人福田靖子賞基金理事。
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