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リチャード・D・ワイコフ/鈴木敏昭 ストックマーケットテクニック 基礎編

ストックマーケットテクニック 基礎編

リチャード・D・ワイコフ, 鈴木敏昭
パンローリング
A5判 224頁 2004年1月発売
本体 2,200円  税込 2,420円  国内送料無料です。
品切れのためご注文いただけません。 (発送可能時期について)

初めて株投資をする人へ 相場の賢人からの贈り物
"マーケットの魔術師"リンダ・ラシュキも推薦する株式トレード法の古典。

株式投資の本道は優良銘柄の長期保有にあるという考え方は今も根強い。
しかし、値下がりが続く「失われた10年」の経験はこれに反省の機運をもたらし、
日本経済新聞にも売却の時期について解説する記事が載るような時代となった。
この本の背景となっているのは大恐慌直後のアメリカ株式市場であり、すべての
価値の劇的な下落を経験したばかりだった。ワイコフが繰り返し主張しているような、
正しいトレード法を身につける必要性をこれほど切実に感じた時代は
ほかにはなかっただろう。(中略)

本書で述べられた基本原則は、トレンドの読み取り、相場への参入と撤退の見極め、
リスクの限定など、いずれも後代のテクニカル分析書に取り入れられ、詳しく
説明されているものばかりである。しかし、高度なテクニックを身につけることも
大切だが、その基にある原則に立ち返って、それを確認し、使いこなせるように
なることもそれに劣らず重要である。(訳者あとがきより)

  • こういう質問を受けることがある。「テープに現れた動きによって相場を
    判断するとしたら、これまで何年もの間、収集したり定期的に購読したりしてきた
    統計一覧や資料集やアドバイス情報やデータはどうしたらいいのでしょう」。
    私の助言はこうだ。「それらを全部テーブルの上に山積みにしたら、そのテーブルを
    窓のところまで押していく。そして、下にだれもいないのを確かめてから、テーブルの
    片端を持ち上げて傾けなさい」
  • 「人をいつまでも無知の状態に縛りつけておく行動原理がある。それは、
    検討する前からバカにしてかかるという原理である」――ペイリー博士
  • 迷うときは何もしないのがよい。半信半疑の状態で相場を仕掛けてはいけない。
    十分な確信が得られるまで待ちなさい。
  • リバモアによれば、「たいていの人は具体的にどの銘柄を売買したらいいのか
    教えてほしいという。何もしないで物を手に入れようとするのだ。
    自分で勉強しようとしないし、自分で考えることさえ嫌がる」。
  • 秘密情報とは、また聞きした者によって伝えられた誤報にすぎない。
  • 人間として犯しがちなひどい愚行は、真実よりも自分の信じたいことを信じ、
    正しいことよりも楽しいことを聞きたがるということだ。
  • 合理的にリスクを限定しないでトレードするのは、ベルトもサスペンダーも
    なしにズボンをはくのと同じだ。
ウォールストリート動物園
あなたはフクロウ、ウサギ、それともロバ……
われわれのおなじみの友人ブルとベアに混じって、ほかにもたくさんの動物を
ウォール街で見かける。賢そうだが寡黙なフクロウ――これはめったにいない。
いつもピョンピョンと相場に出入りするノミ。ひっきりなしにだれかを刺している
ヤマアラシ。証券会社の取締役は馬車馬。オーム――秘密情報を繰り返ししゃべる。
ものごとの真相を見極めるモグラ。恐怖に立ちすくみ、燃えさかる納屋から頑として
出ない馬。かわいそうな魚たちをエサにするサメ。すぐにおびえるウサギ。
いつまでも放さないブルドッグ。簡単に言うことを聞きすぎる山羊。
あまりにしょっちゅう毛を刈られる羊。自分の利益に絶対に満足しない豚。
弱いものをえじきにする狼。追証の電話がきそうなときに頭を隠すダチョウ。
それに、例のロバとかわいそうな魚もいる。私たちのなかに、このどれにも
当てはまらない人がいるだろうか。(本文より)

  • 目次
    著者紹介
    リチャード・D・ワイコフ(Richard D. Wyckoff)
    19世紀末から20世紀初めのアメリカで活躍した株式トレーダー、投資コンサルタント、ジャーナリスト。
    株式トレードで輝かしい成功を収め、その経験をもとにアバイスと啓蒙活動に貢献した。
    特にマガジン・オブ・ウォールストリート誌の創刊者・編集者として有名。
    ダウ、リバモアなど当時の一流理論家、高名相場師の理論と実践にも通じており、独自の投資システムを確立した。
    テクニカル分析の先駆者のひとりであり、その著書は株式トレーダーのバイブルとも評されている。
    後代に影響を与えたトレーダーとして5本の指に入ると言われている。→つづき

    目次
    株式相場における需要と供給の法則の働き
    オーバーン社株の激しい値動きを予測する
    トレードの方法
    編集だより――なぜ本誌はアドバイスを提供しないか
    岐路に立つ大衆
    ノウハウ
    買った理由
    チャートとダウ理論
    融通のきかない方法と柔軟な方法
    インサイド情報について
    ウォール街の誤信 その1 「金庫にしまった株のことが忘れられる」
    ウォールストリート動物園
    編集だより――本誌の出版の目的
    ダウ理論のさらなる発展
    ティッカーテープで相場の転換を予測する
    テクニシャンはどのように株式相場を判断するか
    なぜ統計データを研究するのか
    ディクソン・G・ワットが語る芸術としての投機
    編集だより――過去の予測
    探りと反応によって相場を判断する
    ウォール街の誤信 その2 成功するには十分な資金が必要
    ダウ理論を打破する
    新聞の金融欄の本当の価値
    さらにインサイド情報について
    ジェイ・グールドの哲学
    編集だより――どうすればこの相場が持ち直すか
    4年半の間になされたアドバイス機関の予測の成績
    自分の投資プールを運営する
    年金――100%の安全性
    転換点を見抜く
    ダニエル・ドルーの教え
    ポイント・アンド・フィギュア・チャート
    ニュースを過大評価してはいけない
    なぜストップ注文が執行されてしまうのか
    追証の請求に対して現金を差し入れてはいけない――損失を防ぐ三重の防衛線
    スイングトレードで長期保有よりも多くの利益を上げる
    ブローカーに頼ってはいけない
    ティッカーテープに基づいてトレードをする
    テクニシャンがファンダメンタリストに論争を挑む
    最良の銘柄――資金と目的と性格に合わせて選ぶ
    銀行家はチャートに対して弱気
    中立ポジションの大切さ
    相場の達人が語る
    有名な相場師たちの哲学
    編集だより――なぜファンダメンタルズは役に立たないのか
    挨拶状



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