内容紹介
古今東西、世界中で起きている殺人事件には色々なパターンがある。
今回は、異人種同士の争いや私利私欲に塗れた独裁者達の行った虐殺事件を集めて紹介する。何故、彼らは行動を起こしたのか?
恐るべき事件の全貌から容疑者の肖像とその結末までを読み解き、今後我々が同様の事件に巻き込まれないように考察する。覚悟して聴くべし!
2020年より恐ろしい話ばかりを200話以上配信しているトゥルークライム系ポッドキャスト "デスラジオ 聞いたらいつか死ぬラジオ"のITとCATがお送りする音声コンテンツ。
カンボジア大虐殺(6分)
カンボジアで急進的に共産主義を推し進めたポル・ポト率いるクメール・ルージュが引き起こした組織的迫害かつ虐殺である。
1975年から1979年の間に150万から200万人が犠牲となり、これはカンボジアの1975年当時の人口(約780万人)の約4分の1に相当する。
ルワンダの大虐殺(10分)
2024年1月23日、ルワンダ南部フイエ地区の現場から、ルワンダ虐殺の犠牲者とみられる119人の遺骨があらたに回収された。今から30年前の1994年、ルワンダで起こった悲劇の犠牲者たちだ。
多数派のフツ族が少数派のツチ族と自分たちと同じフツ族だが、穏健派の立場をとるフツ族とそして第三の民族であるトワ族を推定80万人殺害するという、世界史上最も暗い出来事である。
ブラック・ウォー(7分)
タスマニアで1800年代前半に起こったイギリス人入植者とタスマニアン・アボリジニーの争い。主に両者によるゲリラ戦となった。
入植者側には200人を超える死者が出たが、タスマニアン・アボリジニー側の死者は600人から900人で、ほぼ全滅とされる。
ホロドモール(10分)
「ホロドモールは計画的に実行された最初の大量虐殺であり、食料の生産者である人々から(生存のための)栄養を奪った。特に恐ろしいのは、食料の差し押さえが大量殺戮の武器として使われたこと、そしてそれが「ヨーロッパの穀倉地帯こくそうちたい」として知られる地域で行われたことである」-ナポリ大学アンドレア教授
1932年と1933年、数百万人のウクライナ人がソ連のスターリン政権が引き起こした人為的な飢饉によって亡くなった。その正確な犠牲者数を特定することは困難だが、学者による多くの推定は、およそ350万人から700万人の間である。
ホロコースト(6分)
第二次世界大戦中にナチス・ドイツがドイツ国内や占領地でユダヤ人などに対して組織的に行った絶滅政策・大量虐殺。
当時ヨーロッパにいたユダヤ人の3分の2にあたる約600万人が犠牲となった。
「総評・解説」 (61分)
ある民族の絶滅を目指す狂った指導者が行う大量虐殺、或いは傲慢な白人達が狙う、植民地政策による原住民の根絶。結果、おびただしい数の犠牲者が生まれ、何百万人もの死者や民族の絶滅が引き起こされた。今後、このような所業は絶対に起こされるべきでは無く、平和的解決を望むべきだが、世界情勢は未だ国家・人種間で憎しみ合っている。
プロフィール
IT:世界中を放浪している旅人。旧友CATの誘いによりデスラジオに参加する。
CAT: 元ポールダンサー。趣味はトゥルークライム、デスメタル、ホラーとデスマッチ。
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