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井深大が語る「日本人と創造性」

ソニー創業者のひとり、井深 大（1908〜1997）は好景気に沸いた高度成長時代にすでに日本の将来を案じていました。

「アジア諸国に比べて生産性が低い日本は、やがて国際競争に勝てなくなる。
厳しい競争に打ち勝つためには創造性が不可欠である。」

日本人が西欧文化を模倣してきた歴史を振り返りながら、創造性の重要さとそれを生み出す方法について、井深大本人が語ります。

〔NHKラジオ「人生読本」1966年4月18〜20日放送より〕

井深大

1908（明治41）年、栃木県生まれ。
早稲田大学理工学部卒。1951（昭和26）年、盛田昭雄らとともに東京通信工業（現・ソニー）を設立、
テープレコーダーやトランジスターラジオなどを日本で初めて発売する。
その後社名をソニーと改め、社長・会長・名誉会長を歴任、画期的な商品を次々と生み出し、
ソニーを世界的な大企業へと育て上げた。1997（平成9）年、89歳で死去。

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