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こう書房/神田麻希子 [オーディオブック] 神様、私をもっと生きさせて!

[オーディオブック] 神様、私をもっと生きさせて!

こう書房, 神田麻希子
パンローリング
マンスリープラン対象商品 ダウンロード販売 MP3 約160分 6ファイル 倍速付き 2007年6月発売
本体 1,200円  税込 1,320円

  

マンスリープラン対象商品

サンプル再生3から10分程度無料で試聴できます。

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小児がんと闘った青春期4年間の命の詩

はじめに

まずはじめに、人生においては、本当に思いもよらないことがおこるということ。そしてそれが非情であることを言わねばなりません。まさに娘・麻希子におきた事実は、最悪のものでした。17歳から21歳の希望に満ちた楽しい時期は、痛く、くやしく、情けなく、、みじめで、悲しく、寂しい思いに取って代わられたのです。

母親以外に闘病の日々の心の内を聞いてもらえる相手もなく、ドラマによくある「彼氏」の存在や、年頃の乙女が想いをよせる甘く切ないストーリーなどとはまったくかけ離れた現実。さらに追い打ちをかけるように迫りくる「死」の恐怖。そんなかでも頑張って、頑張って、決してあきらめようとしなかった日々。しかし、麻希子の体内に巣食うがん細胞は強く、たたいてもたたいても起き上がって彼女を苦しめました。

麻希子の精神力に肉体が負けようというとき、彼女はこう書いています。「神様こんなに頑張っても神は私を見放すのですか? 私を救ってはくれないのですか…」

麻希子の死後、彼女が毎日書き続けていた日記帳を開いて、その激しい感情の吐露に触れたとき、涙が止まりませんでした。どんなにか苦しく、孤独だったことでしょう。

この本は、病魔と闘い続けた彼女の、発病から死を受け入れるまでの4年間にわたる心の叫びを抜粋しまとめたものです。日記のあとの注釈は私が当時を思い出してつけました。麻希子の日記をこのような形で出版するべきかどうか、ずいぶん迷い悩みましたが、麻希子が通っていた東京家政学院筑波大学(現筑波学院大学)の石田収教授の温かい励ましとご協力により、実現することとなりました。

ご一読いただき、何かを感じとっていただければ幸いです。

(神田麻希子の母・神田さき子)

「1 発病〜私は絶対負けない」より

■それでも季節は移りゆく■

時間が長く、太く辛い注射だった。その後、メスで思いきり皮膚を切り裂かれるような熱い痛み。怖かった。泣きたかった。どうなるんだろうと思った。看護婦さんが手を握ってくれた。

それから2、3日は大変だった。イフォマイド、抗がん剤、放射線と並行してやっていたため膀胱炎になり、急遽中止。放射線もマイクロトロンからリニアックへと変わることになった。

でもこのころ私は、放射線のせいで生理がなくなるなんて全然しらなかった。考えてもみなかった。柏の病院で最初始めたときも担当の先生に何も言われなかったし、中央病院に来て週2回の診察があったけど、そのときも何も言われなかった。

イフォマイド急遽中止のため、急いで、赤い薬をまた、やることになった。放射線のせいで皮膚がただれ、見るも無残な状態になった。毎日、水色の塗り薬をものすごく塗ったガーゼをあててもらった。同じく腸なども荒れに荒れていたらしく、腹痛にも耐えた。

5月、連休明け。新しい薬が投与された。これがとんでもないしろものだった。1カ月近く私は吐き続け、ゲッソリやせた。精も根もつきはててぐったりしていた。ものすごい衝撃の気持ち悪さだった。

1カ月ぶりになんとか起き上がって外を見ると……そのときのなんと緑のふくらんで見えたことか! 1ヶ月の間に、確実に季節は移り変わっていたんだ。

注:最初の抗がん剤・放射線治療の後。悪性度の高いがん細胞をたたくためには強い抗がん剤を使うため、副作用もひどいものであった。

「6 感謝〜みんな、ありがとう」より

■私を幸せに包んでくれた人たち■

私は病気になり、人生をめちゃくちゃにされ、そしてたえず死というものを考えてきました。今は生きているのがよいのかわからなくなりました。

私は生まれてきてよかったのかわかりません。この家にわざわいをもたらしただけだったし、私自身苦しみばかりでした。それでも学生時代はそれなりに楽しかった。

私を幸せに包んでくれた友達たちどうもありがとう。そして病院を通じて知りあったたくさんの人たちにも、どうもありがとう。

目次

神田麻希子という人生

1 発病〜私は絶対負けない

2 反発〜怒りと悲しみ

3 希望〜生きてるって、やっぱりうれしい

4 祈り〜神様、私をたすけて

5 受容〜死と向き合って

6 感謝〜みんな、ありがとう

著者紹介

神田麻希子(かんだ・まきこ)
1980年、茨城県稲敷郡茎崎町(現つくば市)に4人兄姉妹の3番目として生まれる。高校2年の11月に小児がんの一種である「仙骨ユーイング肉腫」と診断され、その後4年間、闘病生活を送る。入退院を繰り返しながらも勉学に励み、2001年には東京家政学院筑波女子大学(現筑波学院大学)国際学部国際社会学科入学。2002年3月、国立がんセンター東病院PCU病棟にて死去。享年21歳。

※本商品は「神様、私をもっと生きさせて!」(こう書房刊 神田麻希子著 ISBN:4-7696-0888-8 168頁 1,260円(税込))をオーディオ化したものです。

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