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作者未詳 平家物語 巻第四

[オーディオブック] 平家物語 巻第四

作者未詳
パンローリング
マンスリープラン対象商品 ダウンロード販売 MP3 125分 16ファイル 2018年12月発売
本体 400円  税込 440円

  

マンスリープラン対象商品

サンプル再生ダイジェストを聴いていただけます。

『平家物語』覚一本を原文ですべて朗読し、オーディオ化しました。

内容紹介

南北朝時代の琵琶法師・覚一(かくいち)が1371年に完成させたといわれる覚一本を、割愛することなく原文のまますべて収録しています。

治承四年正月一日、鳥羽殿には、相国もゆるさず、法皇もおそれさせましましければ、元日元三の間、参入する人もなし。(巻第四・厳島御幸)

巻第四 収録内容

巻第四は、治承四年(1180年)の一月から五月までを描く。三歳の安徳天皇が即位し、清盛は天皇の外戚となるが、世の中は不穏で、ついに源氏が反乱を起こしてゆく。

安徳天皇が即位し、平氏の権勢は頂点に達する。譲位した高倉院は、後白河法皇のために延暦寺の反対をおしきって上皇初めての参詣を厳島神社にした。
そのころ源頼政のすすめにより以仁王から平氏追討の令旨が出され、源氏の反乱がついに起きる。平氏はすぐに追討軍を出し、宇治川で合戦する。源氏は破れ、頼政は自害、以仁王も絶命。以仁王に味方した三井寺は平氏によって焼き尽くされてしまう。

01 厳島御幸(いつくしまごこう)
高倉(たかくら)天皇は三歳の安徳(あんとく)天皇に譲位する。新上皇となった高倉院は幽閉されている後白河法皇のことを清盛にとりなすため、厳島神社への参詣を決行する。

02 還御(かんぎょ)
高倉院は厳島参詣の後、所々で遊宴を催し、福原を経て帰京する。安徳天皇の即位が行われたが、大極殿(だいこくでん)が焼失していたため、紫宸殿(ししんでん)で行われるという異例のものであった。

03 源氏揃(げんじぞろえ)
源三位頼政(げんざんみ・よりまさ)は後白河法皇の第二皇子以仁王(もちひとおう)に平家への謀反を持ちかける。以仁王は平家追討の令旨を出し、源行家(ゆきいえ)に伝達を命ずる。熊野の別当湛増(たんぞう)は行家に荷担する那智・新宮を攻撃するが大敗した。

04 鼬之沙汰(いたちのさた)
鳥羽殿の御所でいたちが多く騒いだので、後白河法皇が安倍泰親(あべのやすちか)に占わせると、三日の間に吉事と凶事があるという。鳥羽から美福門院の御所へ移されることが吉事、以仁王の謀反の知らせが凶事であった。

05 信連(のぶつら)
頼政から謀反発覚の報を受けた宮(以仁王)は三井寺へ逃れる。御所に残った信連は、宮が忘れた大切な笛を届けた後、再び御所に戻り一人奮戦する。生捕りにされた信連は、その勇猛さを惜しまれて死罪をまぬかれ、伯耆(ほうき)の日野に流された。

06 競(きおう)
頼政が謀反を起こしたのは、長男・仲綱(なかつな)の名馬を奪った宗盛(むねもり)の横暴によるという。頼政一党は自らの館に火をかけ三井寺へ向かったが、残された競(きおう)は、宗盛に従うふりをして愛馬を盗み、頼政のもとに駆けつけ、仲綱の恨みをはらす。

07 山門牒状(さんもんへのちょうじょう)
三井寺の大衆(だいしゅ)たちは平家を打つ意向を固め、同じ天台宗である延暦寺に援助を乞うために牒状を送った。

08 南都牒状(なんとちょうじょう)
延暦寺を自分たちと同格に見る三井寺の牒状に立腹した延暦寺の大衆たちは、清盛の買収もあり、三井寺の要請に応じない。三井寺は興福寺にも同様の牒状を送ると、興福寺からは同心の返牒があった。

09 永僉議(ながのせんぎ)
三井寺では、清盛邸を夜討ちにする計画をたてるが、平家に内通する阿闍梨・真海(しんかい)が故意に僉議を長引かせた。

10 大衆揃(だいしゅぞろえ)
二手に分かれた三井寺の兵は出立するが、程なく夜が明け、夜討ちは中止となる。以仁王は、秘蔵の笛を三井寺に奉納し、頼政の一党を率いて、南都へ向けて出発した。

11 橋合戦(はしがっせん)
以仁王が宇治の平等院で休息をとっている間に平家軍が追ってきて、宇治川をはさんでの合戦となる。源氏勢は五智院の但馬(たじま)、浄妙明秀(じょうみょうめいしゅう)、一来(いちらい)法師らが橋の上に進んで勇敢に戦うが、平家方の足利又太郎忠綱(あしかがのまたたろうただつな)は川に馬を乗り入れ、三百余騎を率い、見事に宇治川を渡りきる。

12 宮御最期(みやのごさいご)
平家は平等院に攻め入り、乱戦となる。源頼政は自害、その一族も次々に討死した。以仁王は南都へ落ち延びようと逃れるが、飛騨守景家(ひだのかみかげいえ)に追いつかれ、光明山の鳥居の前でいっせいに矢を射られ、落命した。

13 若宮出家(わかみやしゅっけ)
宮(以仁王)をはじめ頼政一党らの首実検が行われる。宮の御子のうち、八条女院に仕える三位局腹の若宮は清盛に捕えられるが、宗盛のとりなしで死をまぬかれ、出家した。

14 通乗之沙汰(とうじょうのさた)
もう一人の宮(以仁王)の御子は出家して北国に下るが、のちに義仲(よしなか)に連れられて上洛することになる。以仁王に帝王の相があると予言した相(そう)少納言は誤りで、賢王の皇子でも位につかない例は多い。平家は謀反鎮圧のあと、思うままに昇進を行う。

15 鵼(ぬえ)
源頼政は優れた歌詠みで三位に昇った。また弓にも優れ、帝を悩ました怪鳥・鵼を二度も射落とし、名声を得るほどの人物であった。謀反により滅びたのは残念なことである。

16 三井寺炎上(みいでらえんしょう)
平家は以仁王をかくまった三井寺を焼き払い、僧たちは処罰を受けた。人々は、このように天下が乱れるのは、平家の世の末である前兆だと噂した。

作者・成立

作者未詳。『徒然草』に、平家物語の作者は信濃前司行長(しなののぜんじゆきなが)という記述があるが、確証はなく異説も多い。
成立は十三世紀初めごろ。琵琶法師の平曲によって全国に広まったため、巻数や内容の差異があるさまざまな異本が伝わる。当初は三巻本であったが、十二巻本に増補され、さらに灌頂巻(かんじょうのまき)が加わった覚一本が現在ではよく知られている。覚一本は、琵琶の名手・覚一(かくいち)が1371年に完成させたものといわれる。

朗読:岡崎 弥保(おかざき・みほ)

俳優・語り手。
東京女子大学卒業、同大学院修了(日本古典文学専攻)。言葉の力に魅せられ、編集者を経て、俳優・語り手に。演劇・語りの舞台に数多く出演。2010年朗読コンクール優勝(NPO日本朗読文化協会主催)。俳句「藍生」(黒田杏子主宰)会員。『源氏物語』全五十四帖(与謝野晶子訳)の朗読CDをはじめ、「おくのほそ道」「にほんむかしばなし」「小泉八雲怪談集」「ひろしまのピカ」「夏の花」等、収録多数。

●公式サイト「言の葉」http://ohimikazako.wix.com/kotonoha/

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