[オーディオブック] 幻作発禁 濃密文庫 第一巻 【1.陰の色】
青木信光,
ダイナミックセラーズ出版
パンローリング
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MP3
約99分 2ファイル 2008年6月発売
本体 953円 税込 1,048円
3から10分程度無料で試聴できます。
オーディオブック(音声ブック)
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よみがえるクラシックポルノ!!
明治から昭和にかけて地下出版された秘蔵の闇の性文学作品の中から、選りすぐりの「傑作」を続々発刊!
一流作家をはじめ、多くの文人たちが名前を秘して書き上げた入魂の“傑作艶本シリーズ”が文庫となって創刊!(全十巻)本文は濃密でリアルな性描写だが、装丁は花柄をあしらった重厚で上品な表紙で好評。編者はこの道の研究者として有名な「青木信光」氏
百年間の隠蔽の闇から甦えるときめきの濃密文学
明治・大正・昭和の著名な作家や文人が名を秘して綴り密かに出版され続けた幻の性文学と作者不明の伝説的傑作艶書シリーズ。
入魂の作品、リアル性愛描写は興奮さめやらぬ不思議な性の桃源郷へ読者を誘い込んでしまう。
あらすじ
高校に入学したばかりの娘・良子。担任は、目が大きくて色白のまるでフランス人形のような森優美先生。ある土曜日の午後遅く、森優美が家庭訪問に現れた。初めて見る実物の森優美は、活動的な溌剌とした美人というよりは、表情態度全体にどこか暗いきざしの感じられる、無口そうな女性であった。
フランス人形のような顔だちであるが、少しこけたような感じの頬を持ち、その大きな眼は、瞳の奥の方から秘密めいた輝きを放っていた。透き通るような肌が特に美しく、黒いスーツを着ているものの教員には見えず、新劇の女優といった感じで、華奢な身体つきのせいか大そう若く見え、娘の教師だという関係を私に忘れさせてしまうような
何かを持った女性だった。彼女に強く惹かれた…。私は良子の父親として担任教師を観察するのではなく好色な四十男の眼で、彼女に接した…。
私と優美、娘の良子とその家庭教師、さらには小学生のころからずっと仲の良い、良子と美知…、それぞれの秘められた悩ましい関係が始まる。
燃え上がる淫欲の世界がここに!
濃密文庫の発刊に際して
光があれば影があり、昼があれば夜がある。聖母がいれば魔女がおり、神がいれば悪魔がいる。
それが、我々の住む宇宙の実相であり、我々の生きる人間世界の実態である。
当然のことながら、人間が生み出す文化にも、表があり、裏があるのだが、し
かし、文化活動の一端をになう出版事業の大勢は、表の文化にのみ厚く、裏の文
化にはまことに冷たい。
私は、真実追求の立場から、これを極めて由々しいことと受けとめ、夜にひそ
み、影に隠れていとなまれてきた裏の文化に、あえて照明をあてることを決意し
た。
もちろん、ひとくちに裏の文化と言っても、その範囲は非常に広い。その中か
ら、ダイナミックセラーズ出版、幻作・発禁、濃密文庫が提供するものは、まず
もって、ひたすら性を表現し、猥褻を追求した文芸作品の数々である。
江戸時代の名作から、明治・大正・昭和にかけて有名無名の文人墨客が名を秘
して託した艶書艶本、さらに海外の傑作好色春本まで含めて、闇の性文学の集大
成としていく考えである。
そこには、人間のどろどろとした情念と肉欲の世界があまりにも赤裸々に描か
れているが、それは我々自身の姿であり、人間永遠の相のひとつなのである。
新たな読書体験を通じて、裏文化の持つ悪魔的な魅惑に触れられる読書子が一
人でも多からんことを願い、あえて文庫として二十六巻発刊することとしたが、
このシリーズが、これまで冷遇されてきた裏文北の復権に、ひとすじの道を開く
ことができれば幸甚である。
大方のご声援とご愛読を伏してお願いする次第である。
青木信光
※本商品は「幻作発禁 濃密文庫 第一巻」(ダイナミックセラーズ出版刊 青木信光著 ISBN:4-88493-303-6 350頁 525円(税込))をオーディオ化したものです。
本オーディオブックを全部走りながらお聴きいただいたら、約
13 km、792 kcal 消費できます。
ランナー向け情報について
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