クラシックに使われている楽器をもっとよく知ろう!
クラシック音楽というと、遠い国の遠い昔の音楽…って思うかもしれませんが、不思議なくらい、今の私たちの心にもぴったりと寄り添ってくれたり、楽しい気分にしてくれたり、励ましてくれるような曲がたくさんあります。
このシリーズでは、どんな楽器がどのような特徴をもっているのか、その魅力をお伝えしていきます。実際に曲を聴きながら、いろんな楽器とその音色に親しんでください。
Vol.12では、ティンパニ、シンバル、木琴(シロフォン)など、さまざまな「打楽器」に注目!オーケストラでの打楽器の役割は、リズムを強調したり、ここぞというところで効果的な音を出したりと、とても多彩です。トルコの兵隊をイメージしたモーツアルトの作品、ティンパニとシロフォンが民族的な踊りを表現する「剣の舞」などを紹介しながら、打楽器のいろいろな音色とその魅力を紹介します!
作品の内容
オープニング
M1 モーツァルト:オペラ「後宮からの逃走」より序曲
M2 ハチャトゥリアン:剣の舞
M3 サン=サーンス:「動物の謝肉祭」より第12曲「化石」
M4 チャイコフスキー:祝典序曲「1812年」
M5 エンディング&ラヴェル:ボレロ
プロフィール 飯田有抄(いいだ ありさ)
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程修了。Macquarie University(シドニー)通訳翻訳修士課程修了。
「クラシック音楽ファシリテーター」を肩書としながら、クラシック音楽の普及にまつわる幅広い活動をおこなっている。音楽専門誌、書籍、楽譜、CD、コンサートプログラム、ウェブマガジン等に執筆・翻訳、小学館神保町アカデミーや朝日カルチャーセンターの講師、音楽イベントの司会やトークの仕事に従事。
NHKのTV番組「ららら♪クラシック」やNHK-FM「あなたの知らない作曲家たち」に出演。クラシック音楽専門ラジオOTTAVAレギュラーを2016年1月より4年3ヶ月にわたり務める。書籍に「ブルクミュラー25の不思議〜なぜこんなにも愛されるのか」(共著、音楽之友社)、『ようこそ!トイピアノの世界へ〜世界のトイピアノ入門ガイドブック』(カワイ出版)等がある。公益財団法人福田靖子賞基金理事。
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