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柳田国男/佐々木喜善 岩手県上閉伊郡昔話集

[オーディオブック] 岩手県上閉伊郡昔話集

柳田国男, 佐々木喜善
パンローリング
マンスリープラン対象商品 ダウンロード販売 MP3 332分 36ファイル 2023年8月発売
本体 1,600円  税込 1,760円

  

マンスリープラン対象商品

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内容紹介

柳田国男編『全国昔話記録』の一冊として刊行されたこの昔話集は、上閉伊郡、今日の遠野市で採集されました。この上閉伊郡昔話集はことに東北が色濃くでています。

各お話は上閉伊郡遠野地方の旧土淵村や旧遠野町等の人々から採話され、「猿の経立」や「かちかち山」に出てくるホラマエという土間を指す言葉、「兎モライ」「狸モライ」という言葉など、現地での生きた言語語りは方言の資料としてもとても貴重とされています。

方言に聞き慣れない人にとってはとっつきにくい部分もありますが、その土地のことばを忠実に再現したものはなかなか無く、それこそが魅力となっています。


「猿の経立」

ある一人の木こりが、磨いた斧で木を伐ろうとしていたところで、不思議な穴を見つけます。木こりがその穴に入ってみると、別の国に来たように広い野原や村里に出ます。
その村里を歩いて行くと、ある立派な館に辿り着きますが、木こりは、その館に出入りする人たちが皆声を立てて泣いていることに気づきます。そこで、その中の一人のおばあさんにわけを聞いてみると、この館の一人娘が、この国の生き神様に生贄に取られることがわかります。それを聞いた木こりは、娘を助けるために身代わりとなって白木の棺に入り、山のふもとの御堂に運ばれていきます。そして真夜中、棺に近寄ってくる足音が……。
現れたのは、「猿の経立」。木こりはその後どうなるのでしょうか。
経立(ふったち)とは、青森県や岩手県に存在すると言われている妖怪や魔物のこと。この言い伝えのある地方では、子どもを脅すために「猿の経立がくる」という言い回しを用いていたそうです。

目次

田螺の長者
蕪焼笹四郎
鳩提灯
観音の申し子
尽きぬ銭緡
黄金の牛
瓢箪の話
黄金の壺
猿の経立
姉のはからい
馬喰八十八
荒滝の話
蛇の嫁子
蛇婿
蛇女退治
上の爺と下の爺
豆子噺
猿皮売り
猿の婿入り
猿と蛙
猿と蟹
田螺の歌問答
獺と狐
狐の報恩
ボサマと狐
狐の隠れ頭巾
かちかち山
古屋の漏
虎猫と和尚
猫婆との他
鮭と先祖
瓜子姫子
龍神の伝授
貉堂
座頭の橡眼
座頭と摺臼




柳田国男(やなぎだ・くにお)

1875年、兵庫県生まれ。東京帝国大学卒業後、農商務省に勤務。貴族院書記官長を経て、朝日新聞社客員となる。1935年、「民間伝承の会(のち日本民俗学会)」を創始し、日本民俗学を確立する。1951年、文化勲章受賞。1962年没。主な著書に『遠野物語』『海上の道』『妖怪談義』『桃太郎の誕生』『木綿以前の事』他多数。

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