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大木ミノルの腐怪話とは

映画監督を本職とし、これまで多くの心霊映像の鑑定依頼を受けてきた大木ミノルによる初の怪談集。
業界人による体験談を関係者からの秘話を交えて話す。
殺人事件や心理描写までを、まるで映像を見ているかのように語る新感覚の怪談。
多くの怪談イベントで著名怪談師から絶賛され、カルトファンを生んだ映画監督・大木ミノルによる実話怪談。

内容紹介

【中岡千里の事件簿 リンゴ売り】(18分)
私の祖父。中岡千里は奈良に住む霊媒師だった。昭和40年ごろの話。奈良の田舎道を歩いていると、ちょっとした集落があり、そこで用を済ませた帰り、リンゴ売りがリンゴを売っているのを見つける。買うか、買わないか、ためらっていると、痩せこけた坊さんが来てお腹が減っているのでリンゴを分けて欲しいとリンゴ売りに言った…。

【激安アパート】(42分)
お笑い芸人Kから、ある後輩芸人の話を聞いてやって欲しいと頼まれる。待ち合わせの場所に行くと、35歳ぐらいのおかっぱ頭の芸人・椎名がいた。彼は安い物件を探して住んでいた。幽霊など気にしないので、いわくつきの激安でも問題はないと言う。しかし、次々に怪異に襲われ、それは借りた事を後悔するほどだった。

【落とし穴】(24分)
名前さえ知られていない芸人集団のリーダー今村は、動画配信用の映像を撮る為に、ある企画を思いつく。それは山本という後輩芸人を心霊スポットに連れて行き、偽の肝試し企画をして、最後に落とし穴に落とすというものだった。しかし、山本は極度の怖がりで、その場所まで行くことさえ拒んだ。

【1分怪談 シーズン7】(19分)
ショートショートの怪談集。
聞いてから1分後に『怖い』と感じる怪談。
【1】電気椅子
【2】不眠症
【3】DVDコレクター
【4】ブラッドビーチ
【5】不幸のメール
【6】呪われたホラー映画監督
【7】奇書
【8】猫風呂
【9】うつ病
【10】玄関
【11】バイク事故
【12】爆死
【13】坂本さんの家
【14】性行為
【15】寄席
【16】救急車
【17】洗濯機
【18】公園のトイレ
【19】激安ネット
【20】類は友を呼ぶ
【21】注射男
【22】暗号文

大木 ミノル(おおき みのる) プロフィール

1967年生まれ、大阪出身 映像作家
大手企業開発部会長代理、カメラアシスタントなど特異な職歴を経て、映像会社AMiエンターティメントを創設。

「時空脱獄NINJA ジライヤ」「力ーTAROU」「恋の映画を作ろう」など25本の映画を監督し、OVAを中心にレンタル業界でヒットを飛ばし続けてきた。
また、300本以上の洋画・邦画のDVDに携わり、中でも「死ノ動画」「警告動画」など心霊映像の監修も30本近く手掛けている。

また、著名怪談師とも交流が深く、中山市朗氏や稲森誠氏などの怪談イベントに参加して怪談を披露し、多くの怪談ファンから『最も怖い映画監督』と評価を得た。

映像の他に、シアターOMの「シャーロック・ホームズの冒険」シリーズの台本を執筆するほどのシャーロキシアンであったり、奈良CSTV「奈良町わいがやTV」の準レギュラー、映画館シアターセブンの「トンデモシネマ」イベントのMCなど、多才な仕事ぶりでも有名。

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