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太田治子/石原広子/佐藤修/国書刊行会 紀行文学名作選〈北海道、屋久島・沖縄編〉 5

[オーディオブック] 紀行文学名作選〈北海道、屋久島・沖縄編〉 5

太田治子, 石原広子, 佐藤修, 国書刊行会
パンローリング
ダウンロード販売 MP3 144分 7ファイル 2021年3月発売
本体 3,500円  税込 3,850円

  

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内容紹介

<放浪>の中に生き己を表現した林芙美子。青春の蹉跌を北の大地に癒した石川啄木。 各地の名勝を発掘した放作家の草分け大町桂月。共に近代文学を創った田山花袋の盟友、 国木田独歩、柳田國男。国内外を巡り民芸の美を発見した柳宗悦。<旅する文人たち>の紀行集。

収録内容

<北海道>
・摩周湖紀行  林芙美子
平野と湖を眺め暮らす芙美子が語る。「宿屋では牛乳と鮭と蕗ばかり。この一ヶ月は、私を楽天家にしてくれた。陽気になりつつある。十一貫の小さな私が、一貫目も増えた。生きていることは愉しい。」

・雪中行  石川啄木
啄木は小樽から旭川に向かう車中から見る景色を「木という木は皆、その幹の片端に雪を着けている。死の林とは、これまであるまいか。数知れぬ樹が皆、白銀の鎧を着て立ち往生している」と描く。

・空知川の岸辺  国木田独歩
開拓地を求めて石狩の野を往く若き独歩。だが、原始の大森林の中で「この場所、この時において、人はただ《生存》そのもの、自然の一呼吸の中に託されていることを感ずるばかりである」と空想する。

・層雲峡より大雪山へ  大町桂月
「富士山に登って山岳の高さを語れ、大雪山に登って山岳の大いなるを語れ」の名文で始まる桂月渾身の山岳紀行は、大雪山に連なる層雲峡を「鬼神が天上に楼閣を造れるかと思われるばかり」と絶賛する。

<屋久島・沖縄>
・屋久島紀行  林芙美子
初め鬱蒼とした樹林に蔽われた山々を見「人間が住んでいる島なのか」と感じた芙美子。だがトロッコで山上に達すると「鋭利な知能を必要としない自然、老境に入った都会を見捨てて、柔らかい山ふところに登りつめ、私はその楽しみの飽くことを知らない。山の精力が細やかな種子になって降る」と詠む。

・沖縄の思い出  柳宋悦
沖縄に長く滞在し「万葉時代が今も生きている」と、この地の詩歌、音楽、舞踊、織物、工芸品等をこよなく愛した「美の巨人」宋悦。その特長を「沖縄の音楽や踊りは、日々の暮らしの中に滲み込んでいて、むしろ暮らしがそれらのものの中にあり、それがない所に、暮らしがない有様です」と述べる。

・島の人生  柳田國男
「沖縄は決して最後の沖の小島ではない。その抱えている苦しみも、宮古、八重山の島の人々が、沖縄に感じている不便と不満と同じものである」と國男は述べ、《諸君の不平には限界があってはならぬ。広い共通の不満を深く掘り下げて研究してみようではないか》と青年に熱く語りかける。

太田治子 (オオタハルコ)

作家。神奈川県小田原市生まれ。紀行文「津軽」で婦人公論読者賞受賞。作品に「言いだしかねて 父、太宰治そして愛、家庭を語る」(主婦の友社)、「花の見た夢」、「風の見た夢」(講談社)、「小さな神さま」「明るい方へ 父・太宰治と母・太田静子」 (朝日新聞社)他多数。近刊「夢さえみれば──日本近代洋画の父・浅井忠」(朝日新聞社)

石原広子 (イシハラヒロコ)

新劇女優。日本朗読人協会

佐藤修 (サトウオサム)

演出家。日本朗読人協会

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