内容紹介
【お昼のツキイチ落語会】のご案内
東京は両国駅近くにある江戸東京博物館の小ホールで自主興行で毎月始めた【お昼のツキイチ落語会】14時開演、木戸銭2000円で昼下がりのひと時を皆さまに落語を楽しんで頂こうと考えましたが、皆さん昼間は働いているという現実にぶつかり秘密くらぶになっております。昼間ご都合のつく皆様のお越しをお待ちしております。
基本的は一人で三席申し上げる独演会ですがひとり寄席のようにその時々で演りたい事を演っております。なかなか来られない方々にも聞いて頂くことはできないか? と考えて即時、即日、近日配信を心掛けております。間違いもあれば、カミカミもあり、ハプニングもありの録音でありますがその場の客席にいるライブ感を感じで頂ければ幸いです。
◆この音源は、2020年1月28日に東京江戸博物館にて行われた「三遊亭遊馬のお昼のツキイチ落語会」を収録したものです。
収録演目
・竹の水仙(43分27秒)
・三井の大黒(23分46秒)
・ねずみ(33分20秒)
【竹の水仙】【三井の大黒】【ねずみ】
以前に国立演芸場の独演会でも試みた左甚五郎三席です。余計な事は言わずにスッキリやるつもりがダラダラと喋ってしまいました。
一席目の【竹の水仙】では宿屋は相模屋にして抜け雀と同じ夫婦の設定です。あーしょうこーしょうとあやふやな部分がそのまま出ています。
二席目の【三井の大黒】独演会後はほとんど演りませんでしたので再び再構成してのチャレンジ。名人であり変人の甚五郎を描くのは難しい。大工の政五郎は大工調べの後の政五郎設定。変なオチを持ってきましたが、さて名人甚五郎がこんな事を言うかしらという…。
三席目の【ねずみ】は老年期に入った甚五郎という感じでしょうかね、変な感じが前二席よりも減って落ち着いていますが、口が回らず自分で何を言ってるか分からなくなる程ですいません。これも低気圧のせいという事にしておきます。
三遊亭遊馬(さんゆうてい ゆうば) プロフィール
1970年 埼玉県桶川市生まれ。駒沢大学仏教学部禅学科卒業
1994年 三遊亭小遊三に入門、三遊亭遊だちの名で前座修行
1998年 遊だち改め遊馬の名で二ツ目昇進
2008年 真打昇進
2011年 2010年度「国立演芸場花形演芸大賞」銀賞
2014年 平成26年度(第69回)文化庁芸術祭賞大賞
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