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吉川英治 日本名婦伝

[オーディオブック] 日本名婦伝

吉川英治
パンローリング
マンスリープラン対象商品 ダウンロード販売 MP3 約322分 64ファイル 2017年10月発売
本体 2,000円  税込 2,200円

  

マンスリープラン対象商品

オーディオブック(音声ブック) を聴くには? | CD版

内容紹介

『宮本武蔵』を生んだ“国民文学作家”が描く女の人生
源義経、楠木正成、豊臣秀吉らの偉業には内助の功があったーー

日本名婦伝とは、歴史上の偉人の妻たちを描いた短編集です。男たちを陰ながら支えた女たちの、知られざる物語。その中には、英雄たちとなんら遜色のない偉業や、涙無しには語れない物語がありました。現代を生きる女性にも、そして男性にも知って欲しい「日本の女性」のしなやかな強さが描かれた本作は、きっと意義深い智慧の財産となることでしょう。

「大楠公夫人」
楠木正成の妻、久子。楠木正成亡きあと、その子、楠木正行以下の兄弟を生育し、生還を期し難いその最後の出陣に際しても、取り乱すことなく見送る。正成の再来ともいわれ、敵方の捕虜を心服させたような仁愛を持つ正行を育てたのは、その母であり大楠公夫人だった彼女であった……

「太閤夫人」
後の名夫人と後世にも称えられる豊臣秀吉の正室こと北政所。その幼少時代だった寧子(ねね)は、その結婚相手として、自ら木下藤吉郎を選んだ。良人の出世とともに自らを磨き家を守らなければならない責務、戦さ続きによる良人の不在、秀吉の淀君の寵愛などに、戸惑いながらも一途に良人を支えた彼女は、周囲の人間のみならず、敵対した家康からも敬愛される存在となった……

「谷干城夫人」
西南戦争が起こった時の熊本鎮台司令長官・谷干城の妻、玖満子(くまこ)。精鋭ぞろいの薩摩軍人に対するに、熊本城を守るのは戦いの経験がない民兵たちであった。しかも圧倒的な戦力差の中、征討総督の陸海軍は未だ神戸におり、小倉連隊の援軍も薩軍に阻まれて容易に合流出来そうにない。更には補給物資も付きつつある危機的状況で、玖満子は知恵を絞って、ある打開策を見出す……

「小野寺十内の妻」
赤穂浪士四十七士の一人である小野寺十内の妻、丹女(たんじょ)。元禄十四年三月十四日の午前十時、江戸城中・松之廊下にて、十内の主君、浅野内匠頭は吉良上野介に斬りつけた。年頭の使者として江戸へ下った勅使の接待役を命じられた内匠頭が、指導役である吉良上野介の度重なる嫌がらせに堪忍袋の緒を切ったのである。この事件のために、内匠頭はその夜切腹し、赤穂五万三千石は召し上げになった。知らせを聞いた十内は「城中にて自滅」を覚悟し赤穂へ赴く。一方、京に残された丹女は、文のやり取りを経て良人の決死の覚悟を知り、妻として良人を支え続けるのだった……

「細川ガラシヤ夫人」
明智光秀の娘で、細川忠興の妻として幸せに暮らしていた迦羅奢(ガラシヤ)。本能寺の変によって彼女は、「反逆人の娘」として山の尼院での隠遁を余儀なくされた。やがて天下人となった豊臣秀吉がその境遇に深く同情し、その媒酌により、再び忠興のもとに戻ってきたが、辛い日々の中で命を長らえさせたものはキリスト教への信仰であった。秀吉の死後、徳川家康と石田三成の対立が激化し、家康が上杉討伐の兵を起こした際に、三成は大阪城下の大名方の夫人らを人質にとるべく、細川家の屋敷に軍勢を差し向けた。しかし、迦羅奢はこれを敢然と拒否して、驚くべき手段を取るのだった……

「静御前」
平家を倒した立役者である源義経に見初められた、当代名うての白拍子・静。義経追討令により京を追われた義経は、吉野山の奥深くで静と別れた。やがて、鎌倉方に囚われた静は、頼朝の前で舞いを奉納することになるが、頼朝の意に反して、義経との別れを哀しみ恋うる曲を舞った。それが 「吉野山 峰の白雪踏みわけて 入りにし人の あとぞ恋しき」「静や静 しずのおだ巻きくり返し 昔を今に なすよしもがな」の二曲であった。頼朝は怒るが、その舞は頼朝の妻、政子の心を動かした……

原作より上記の六編を収録。

収録内容

静御前
大楠公夫人
小野寺十内の妻
太閤夫人
細川ガラシヤ夫人
谷干城夫人

吉川英治(よしかわ えいじ)

小説家。明治25年8月11日、神奈川県久良岐郡(現在の横浜市中区)に生まれる。小学校卒業後、家運が傾き窮乏のなかで船具工など種々の職業を転々とした。 1925年の『剣難女難』で認められ、「鳴門秘帖」で作家としての地位を確立する。以後伝奇小説の定型をふまえた娯楽小説を書き継いだが、次第に求道的態度を強め、『宮本武蔵』で一つの完成を示した。主な代表作に『三国志』、『新・平家物語』、『私本太平記』などがある。

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