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オーディオブック出版のパンローリングが贈る、
日刊オーディオブックをお読みいただきまして、
誠にありがとうございます。

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「本日のお薦め」は、『文福茶がま』のオーディオブックです。
(山下)


お寺に伝わる宝物の話。
タヌキの話でもあります。

「文福茶がま」…。タイトルはなんとなく知っているけど、
でもちゃんと読んだことがない…。
そんな方のためにオーディオ化しました。

読むより手っ取り早いオーディオブック。

是非、聞いてみてください。



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□ タイトル:『文福茶がま』

※無料試聴サンプルはこちら↓
http://www.digigi.jp/bin/showprod?c=2048008900005


□ 内容:
貧しい男が罠にかかったタヌキを見つけるが、不憫に想い開放してやる。
その夜タヌキは男の家に現れると、助けてもらったお礼として、茶釜に化けて
自身を売ってお金に換えるように申し出る。次の日、男は坊主に茶釜を売った。
坊主は家に持ち帰って茶釜を水で満たし火に懸けたところ、タヌキは熱さに
耐え切れずに半分元の姿に戻ってしまった。タヌキはそのままの姿で元の男の
家に逃げ帰った。次にタヌキは、綱渡りをする茶釜で見世物小屋を開くことを
提案する。この考えは成功して、男は豊かになり、タヌキも寂しい思いを
しなくて済むようになった。という、恩返しの話である。
また、一説にはタヌキが守鶴という僧に化けて寺を守り、汲んでも尽きない
茶を沸かしたとされている。普通、物怪(もののけ)は鉄を嫌うが、
このタヌキはその鉄の茶釜に化けており、金の精霊たる所以を表している。


□ 著者:
楠山 正雄(くすやま・まさお)1884〜1950
東京銀座生まれ。早稲田大学時代に坪内逍遙や島村抱月に師事。
大学卒業後の1907(明治40)年、早稲田文学社に入り、編集者としての
キャリアを始める。そして読売新聞社を経て、1910(明治43)年、冨山房に
入社。そこで「新日本」の編集主任として励むかたわら、一方で逍遙の
「文芸協会」に参加し、評論あるいは翻訳劇脚本家として活躍する。
文芸協会解散後も抱月の芸術座に続いて参加し、しばらく編集者と演劇人の
二足のわらじを履いていたが、1915(大正4)年、冨山房社長の命を受け、
「模範家庭文庫」の担当となる。親交のあった岡本帰一にヴィジュアル面を
託し、他人の原稿を編集するうち、児童文芸への意識が高まっていく。やがて
自らも文庫の執筆に手を出し、また児童向けの創作や翻訳も意欲的に行う。
1945(昭和20)年の終戦後は、様々な文化が復興の力に湧き、正雄も演劇界・
児童文芸界双方に尽力する。



□ 商品詳細
[ダウンロード版] MP3 約17分 1ファイル 840円 (税込)
http://www.digigi.jp/bin/showprod?c=2048008900005

[CD版] 1枚/約17分 1,575円 (税込)
http://www.digigi.jp/bin/showprod?c=9784775925461



□ 底本:「日本の神話と十大昔話」講談社学術文庫、講談社
     1983(昭和58)年5月10日第1刷発行
     1992(平成4)年4月20日第14刷発行


※ インターネットの図書館 青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)





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    【制作部雑記】   北枕...。o○...。o○
                ...。o○...。o○
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奥羽二州(東北地方)における曹洞宗の本寺・第三の本山。
「奥の正法寺」。
ここは、日本一の茅葺き屋根の本堂があることで知られています。
東北地方の宗教、文化の形成に大きな足跡を残した大寺です。

そして、その正法寺には古くから語り継がれている七不思議があって、
その中の一つが「文福茶がま」です。

正法寺は六度も火災にあった寺ですが、
茶がまは焼失しまったと誰もが諦めていると、
数日後、何処からともなくヒョッコリと現れる、
というそんな不思議な茶がまです。

これぞまさにタヌキの仕業でしょう。
また、この茶釜は、お湯を汲んでも汲んでも減らず、
どんどんお湯が沸いたという武勇伝も。

文福茶がまは東北地方に実在しました。
宝物庫の中でちょこんと座布団の上に置かれています。


北方面の話をしたついでに、
北枕は縁起が悪くない、という話もひとつ。

もともとお釈迦さまが亡くなった時に頭を北に向けて横になったのですが、
それに倣って死者を北枕にするようになったことから、
なんとなく北枕は縁起がよくない、という都市伝説が生まれたようです。

しかし、地球の磁場から考えると、磁力が南から北へ流れており、
この流れに沿って、北枕で寝たほうが安眠できるとか…。

さらに風水的にいくと、北枕は金運アップにつながるとのこと。
信じるか信じないかは、…あなたしだい。





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