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で じ じ の 日 刊 オ ー デ ィ オ ブ ッ ク 通 信  【No.0126】

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オーディオブック出版のパンローリングが贈る、
日刊オーディオブックをお読みいただきまして、
誠にありがとうございます。

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「本日のお薦め」は、坂口安吾の『予告殺人事件』のオーディオブックです。
(山下)


この話の中で言われている予告殺人とは、
戦争での爆撃被害のことです。

爆弾焼夷弾雨霰…。

なぜ、今回この作品をお薦めするかというと、
今日が8月15日だからです。

63年前の焼跡から立ち直った、平成の現在、猛暑の日本。
オーディオブックに耳を傾けてください。



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□ タイトル:『予告殺人事件』

※無料試聴サンプルはこちら↓
http://www.digigi.jp/bin/showprod?c=2048007900006


□ 内容:
ここで言われている予告殺人とは、戦争において使われた
原爆や空襲のことである。
「国民の楽天性はとてもアメリカの爆弾だけでは手に負えまい。」
(本文引用)
アメリカと日本の風土の違いを比べ、日本が戦時中にどんな心持ちで
生活を送っていたかなど、日本人特有の性分をユーモアと皮肉を込めて描く。



□ 著者:
坂口安吾(さかぐち・あんご)
小説家。本名は炳五(へいご)。新潟市西大畑町に生まれる。
幼稚園の頃より不登校になり、餓鬼大将として悪戯のかぎりを尽くす。
1926(大正15)年、求道への憧れが強まり、東洋大学印度哲学科に
入学するも、過酷な修行の末、悟りを放棄する。1930(昭和5)年、
友人らと同人雑誌「言葉」を創刊、翌年6月に発表した「風博士」を
牧野信一に絶賛され、文壇の注目を浴びる。その後、「紫大納言」
(1939年)などの佳作を発表する一方、世評的には不遇の時代が続いたが、
1946(昭和21)年、戦後の本質を鋭く把握洞察した「堕落論」、「白痴」の
発表により、一躍人気作家として表舞台に躍り出る。戦後世相を反映した
小説やエッセイ、探偵小説、歴史研究など、多彩な執筆活動を展開する一方、
国税局と争ったり、競輪の不正事件を告発したりと、実生活でも世間の注目を
浴び続けた。1955(昭和30)年2月17日、脳溢血により急死。享年48歳。
小説の代表作は「紫大納言」「真珠」「白痴」「桜の森の満開の下」
「夜長姫と耳男」など。エッセイの代表作は「FARCEに就て」
「文学のふるさと」「日本文化私観」「堕落論」「教祖の文学」など。
(青空文庫より)




□ 商品詳細
[ダウンロード版] MP3 約6分 1ファイル 525円 (税込)
http://www.digigi.jp/bin/showprod?c=2048007900006



□ 底本:「坂口安吾選集 第十巻エッセイ1」講談社
     1982(昭和57)年8月12日第1刷発行
底本の親本:「東京新聞」
     1945(昭和20)年8月12日号
初出:「東京新聞」
     1945(昭和20)年8月12日号


※ インターネットの図書館 青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)





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    【制作部雑記】   玉音放送...。o○...。o○
                ...。o○...。o○
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8月6日広島、8月9日長崎。ソ連参戦もあり、
15日「終戦の詔勅」が発せられ、日本は無条件降伏、終戦に。

天皇が詔書を朗読したものをレコード盤に録音させ、
ラジオで放送。これまで一般には誰も聞いたことがなかった
天皇の肉声(玉音)が電波に乗って放送された。

1945年(昭和20年)、今から63年前の話である。
日本史では、近代と現代の区切りとなる年でもある。

63年経った今、世界は平和になったのか…。



『戦争を知らない子供たち』

戦争が終わって僕等は生まれた
戦争を知らずに僕等は育った
おとなになって歩きはじめる
平和の歌をくちずさみながら
僕等の名前を覚えてほしい
戦争を知らない子供たちさ

若すぎるからと許されないなら
髪の毛が長いと許されないなら
今の私に残っているのは
涙をこらえて歌うことだけさ
僕等の名前を覚えてほしい
戦争を知らない子供たちさ

青空が好きで花びらが好きで
いつでも笑顔のすてきな人なら
誰でも一緒に歩いてゆこうよ
きれいな夕陽の輝く小道を
僕等の名前を覚えてほしい
戦争を知らない子供たちさ

作詞:北山修 作曲:杉田二郎 編曲:馬飼野俊一



「戦争を知っている大人たち」、
「『戦争を知らない子供たち』を知っている自分たち」、
「『戦争を知らない子供たち』を知らない子供たち」、
が混在する現在。

何が語り継がれ、何を語り継ぎ、何を学んできたのか。
何を学んでいくのか。

今も世界のどこかで戦争が行われている。
世界で唯一、核戦争後の社会である日本だからこそ
発信できる何かがある気がする。
それを考えなくてはいけない。


忌野清志郎氏がボブ・ディランの『風にふかれて』を
日本語訳で歌ってくれている。

どれだけ遠くまで歩けば大人になれるの?
どれだけ金を払えば満足できるの?
どれだけミサイルが飛んだら戦争が終わるの?
いつまで追っかけられたら静かに眠れるの?
どれだけテレビが歌えば自由になれるの?
いつまでニュースを見てたら平和な日が来るの?
どれだけ強くなれたら安心できるの?
どれだけ嘘をついたら信用できるの?
いつまで傷つけ合ったら仲良くできるの?
どれだけ風が吹いたら解決できるの?
どれだけ人が死んだら悲しくなくなるの?
どれだけ子供が飢えたら何かが出来るの?
その答えは風の中さ 風が知ってるだけさ


「『戦争を知らない子供たち』を知っている自分たち」が、
風の中に答えを見つけなければならない役回りにある気がする。


8月15日に、ピース&ラブを希求しながら…。






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