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本日の「山下のお薦め」は 『芥川龍之介 02「杜子春」』です。



もし自分だったら、と考える。

試練に耐え抜くことができたのか、…と。

仙人になれたのかと。


『杜子春』といえば、読書感想文の定番中の定番。

ナレーター/心尽・佐々木健が魂をこめて読み上げたオーディオブック!

パンローリングで絶賛発売中!!!





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□ タイトル:『芥川龍之介 02「杜子春」』

※無料試聴サンプルはこちら↓
http://www.digigi.jp/bin/showprod?c=2048008800008


□ 内容:
原作は中国の古典、鄭還古の「杜子春伝」。
老人(仙人)が浪費家の若者に人間らしい暮らしを説く物語。
唐の洛陽に杜子春という若者がいた。
(元は金持の息子だったが財産を使い尽くし憐な身分になっていた)
ある時、老人が現れる。老人は、杜子春にアドバイスを与え、
杜子春はそのとうりにして大金持になる。しかし、杜子春は
同じように贅沢三昧の果てに財産を失くしてしまう。
貧乏から金持ちに…。そしてまた貧乏に。
再び財産を、と現れた老人に、しかし今度は、
杜子春は弟子になって仙人になりたいと申し出る。
人はみな薄情だ。金持ちであるうちは世辞も追従もするが、
いったん貧乏になると離れていく…、
そんな人間に愛想がつきたのだ、と。
そして杜子春は仙人になるための試練を受ける。

『仙人』(同時収録)


□ 著者:
芥川竜之介(あくたがわ・りゅうのすけ)
1892年─1927年。東大在学中に同人雑誌「新思潮」に発表した
「鼻」を漱石が激賞し、文壇で活躍するようになる。
王朝もの、近世初期のキリシタン文学、江戸時代の人物・事件、
明治の文明開化期など、さまざまな時代の歴史的文献に題材をとり、
スタイルや文体を使い分けたたくさんの短編小説を書いた。
体力の衰えと「ぼんやりした不安」から自殺。
その死は大正時代文学の終焉と重なっている。



□ 商品詳細:
[ダウンロード版] MP3 約45分 2ファイル 840円 (税込)
http://www.digigi.jp/bin/showprod?c=2048008800008

[CD版] 1枚/約45分 1,575円 (税込)
http://www.digigi.jp/bin/showprod?c=9784775929209


□ 定本案内:
 「現代日本文学大系 43 芥川龍之介集」筑摩書房
   1968(昭和43)年8月25日初版第1刷発行

※ インターネットの図書館 青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)



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    【制作部雑記】  ..。o○ 次こそ ...。o○...。o○
              ...。o○...。o○
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唐の都・洛陽の西の門の下、
貧乏にうちひしがれている杜子春に仙人は言う。

「夕日の中に立って、お前の影が地に映ったら、
 その“頭”に当る所を 夜中に掘って見るがよい。
 きっと車にいっぱいの黄金が埋まっているはずだから」と。

仙人の指示に従い、杜子春は黄金を掘り出し金持ちに。
しかし贅沢三昧であっという間に貧乏に。

再び現れた仙人は言う。

「夕日の中に立って、お前の影が地に映ったら、
 その“胸”に当る所を 夜中に掘って見るがよい。云々…」と。

杜子春、また金持ちに。
3年で貧乏に。

さらに再び仙人現る。そして言う。

「夕日の中に立って、お前の影が地に映ったら、
 その“腹”に当る所を夜中に掘って見るがよい」と。

ここで杜子春ははじめて掘ることを拒否する。金じゃなく仙人になりたいと。
もし杜子春が懲りずに財宝にこだわっていたとすると
仙人は次はどこの部分を掘れと言ったのだろう?

おそらく次こそが最も大量の黄金が出てくる箇所だったのじゃないだろうか。
箇所的に…。

欲を失くした時こそ、最大のものに出会うのかもしれない。
という教訓が『杜子春』の中にはあるとかないとか…。  なんつって。



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