出家した兼好が綴る不朽の随筆集。
下級貴族の家に生れ、宮廷に仕えた後、仏道に帰依することを選んだ兼好が、人生の無常や人人の暮しぶり、矛盾に満ちた世相などをある時はユーモラスに、またある時は辛辣に描いた不朽の随筆集。兼好の確かな人間観察と洗練された美意識によって綴られた全244段より、特に味わいの深い99段を選ぶ。
寺田農/朗読 水上勉/解説
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