創造力とブレイクスルーを生み出す42のツール
実用書×人文書という聴き応え抜群の一冊
煮詰まった/ネタ切れ/思いつかない/パクりたい/変えられない/才能に自信がない/どうしたらいいかわからない……
本書はそうした新しいアイデアを必要とするあらゆる人のために、次の2点を目指して説明されています。
数々のアイデア法をツールとして読者自身が試せるように、具体的な手順を思考のレシピとして解説、具体例(サンプル)も明示し、実用性を追求。
一方で、その底にある心理プロセスや、方法が生まれてきた歴史あるいは思想的背景にまで踏み込み、知の営みの縱�圓里弔覆�りを理解する。
一つひとつの発想法に対してレシピ(発想法の手順)、サンプル(実例や用例)、レビュー(解説)の3段階で深掘りしていきます。単なるマニュアルには留まらない、眠ってしまった創造力と知的探求心を挑発し、呼び起こす、アイデアの百科事典。
発想法や創造性開発の分野だけでなく、本書では類書が扱う範囲を超え、科学技術、芸術、文学、哲学、心理療法、宗教、呪術など多くの分野を渉猟し、新しい考えを生み出す42の技法をまとめています。
目次
まえがき 〜 発想法は人間の知的営為の原点
第�吃� 〜 0から1へ
第1章 〜 自分に尋ねる
01 バグリスト 〜 不愉快は汲めども尽きぬ発想の泉
02 フォーカシング 〜 言葉にならないものを言語化する汎用技術
03 TAEのマイセンテンスシート 〜 何を書くかを身体に尋ねる
04 エジソン・ノート 〜 発明王はここまでやる、1300の発明をもたらした3500冊
05 ノンストップ・ライティング 〜 反省的思考を置き去りにする
第2章 偶然を読む
06 ランダム刺激 〜 偶然をテコに、枠を越える最古の創造性技法
07 エクスカーション 〜 手軽に大量のアイデアが得られる発想の速射砲
08 セレンディピティ・カード 〜 幸運な偶然を収穫する
09 フィンケの曖昧な部品 〜 創造性の実験から生まれたビジュアル発想法
第3章 問題を察知する
10 ケプナー・トリゴーの状況把握 〜 直感を思考のリソースにする、懸念の棚卸し法
11 空間と時間のグリッド 〜 異なるスケールを探索し、問題とその兆しを察知する
12 事例-コード・マトリクス 〜 質的データを深掘りし仮説を見いだす
第4章 問題を分析する
13 P.K.ディックの質問 〜 常識と日常を叩き割る最凶の問い掛け
14 なぜなぜ分析 〜 トヨタ生産方式を産んだ「カイゼン」由来の思考ツール
15 キプリング・メソッド 〜 5W1H 〜 という万能思考
16 コンセプト・ファン 〜 水平思考の開発者による、思考の固着を剥がすスクレイパー
17 ケプナー・トリゴーの問題分析 〜 Why(なぜ)をWhat/When(いつ何が)に変換する
第5章 仮定を疑う
18 仮定破壊 〜 発想の前提からやりなおす
19 問題逆転 〜 発想の狭さを自覚させる簡易ゲージ
第�局� 〜 1から複数へ
第6章 視点を変える
20 ルビッチならどうする? 〜 偉大な先人の思考と人生を我がものにするマジックフレーズ
21 ディズニーの3つの部屋 〜 夢想家ミッキー・実務家ドレイク・批評家ドナルドダックで夢想を成功に結びつける
22 ヴァーチャル賢人会議 〜 発想法の源流にまで遡る、方法としての私淑
23 オズボーン・チェックリスト 〜 ひらめきを増殖させるアイデア変形の十徳ナイフ
第7章 組み合わせる
24 関係アルゴリズム 〜 認知構造の深い部分で働くメタファーの力を、活発にし利用する
25 デペイズマン 〜 シュルレアリストが駆使した奇想創出法
26 さくらんぼ分割法 〜 軽便にして増減自在の、新世代型組み合わせ術(アルス・コンビナトリア)
27 属性列挙法 〜 潜在的な記憶宝庫を賦活化し使い倒す
28 形態分析法 〜 鬼才天文学者が開発した総当たり的発想法
第8章 矛盾から考える
29 モールスのライバル学習 〜 あえて避けているところはないか?そこに探しているものはないか?
30 弁証法的発想法 〜 矛盾や対立こそ創造的発見のヒント
31 対立解消図(蒸発する雲) 〜 組織/社会の問題から個人の悩みまで、対立/ジレンマを解体するスキナーナイフ
第9章 アナロジーで考える
32 バイオニクス法 〜 何十億年の自然淘汰が磨いた生物の持つ優れた「知恵」を我がものにする
33 ゴードンの4つの類比(アナロジー) 〜 問題解決過程の録音と分析から抽出されたシネクティクスの中核技法
34 等価変換法 〜 アナロジー発想法の最終到達
35 NM法T型 〜 4 つの質問で自分の中のリソースを違うやり方で読み出す、アジャイルなアナロジー発想法
36 源内の呪術的コピーライティング 〜 世に呪術(まじない)の種は尽きまじ
37 カイヨワの〈対角線の科学〉 〜 分野の仕切りを貫通する、最も長い射程を持つアナロジー法
第10章 パラフレーズする
38 シソーラス・パラフレーズ 〜 類語辞典を発想の支援ツールにする
39 タルムードの弁証法 〜 すべてを失ったユダヤ人が生きのびるために開発したテクスト解釈法
第11章 待ち受ける
40 赤毛の猟犬 〜 アイデアの原っぱで転げ回る
41 ポアンカレのインキュベーション 〜 すべてはここから始まった、発想法/創造性研究の源流
42 夢見 〜 夜の眠りを味方につける
オーディオ版特典 図版・注釈集付き
本オーディオブックには書籍版で掲示されている図版、ワークシート、内容に即して抜粋された注釈などをまとめたPDFファイルが付いております。。
ベルの音と共に該当する小見出しを画面に見ながら、また印刷してご覧になりながらお聴きいただけますと、内容をより深く理解いただけます。
読書猿(どくしょざる、Reading Monkey)
正体不明、博覧強記の読書家。メルマガやブログなどで、ギリシャ哲学から集合論、現代文学からアマチュア科学者教則本、日の当たらない古典から目も当てられない新刊まで紹介している。人を食ったようなペンネームだが、「読書家、読書人を名乗る方々に遠く及ばない浅学の身」ゆえのネーミングとのこと。知性と謙虚さを兼ね備えた在野の賢人。
読書猿 Classic : between / beyond readers
※本商品は『アイデア大全』[フォレスト出版刊 読書猿 著 ISBN:978-4-89451-745-5 336頁 1,700円(税別)]をオーディオ化したものです。
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