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小川未明 小川未明童話全集 13

[オーディオブック] 小川未明童話全集 13

小川未明
パンローリング
マンスリープラン対象商品 ダウンロード販売 MP3 701分112ファイル 2017年5月発売
本体 2,000円  税込 2,200円
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マンスリープラン対象商品

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オーディオブック(音声ブック) を聴くには? | CD版

内容紹介

児童文学の父であり、日本のアンデルセンと呼ばれる小川未明の幼児童話「まほうのむち」、「お月さまとぞう」など全112話を朗読で収録しています。

小川未明と聞いてピントくる人は少ないのではないでしょうか?
小川未明は数多くの作品を残していることから、「日本のアンデルセン」、日本児童文学の父」と称されています。生まれは1882年(明治15年)、新潟県高田(現上越市)。坪内逍遙などから学び、後に逍遥から「未明」の号を授かります。1961年(昭和36年)、享79歳で没。没後は上越市により新人発掘のコンクール、小川未明文学賞が創設されています。

幼児童話は小さな子供のために書くというはっきりとした心の持ち方が大切と未明は言っています。なぜなら、目標を定めないかぎり、そのお話の中心点が見出されないからです。それは、作者の心の動揺を意味し、対象となる子供達の年齢ということが重要な問題でなければなりません。その年頃の子供達の特質や生活というものを親切に理解し、認識して、書かれてこそ、はじめて自然な感銘を与うる事ができるのです。

幼児に対するお話の筋は単純に、自然に、素直にして、明朗なものがいいのであります。人間を完成する意味からいっても、気分の統一ということ、感情の純化ということが、何より大切なことであって、これが教化として聞かせたりするお話と関係することが、極めて深いのであります。

13巻に収録
「まほうのむち」

北の海の氷の山で魔法使いの王子が遊んでいると、くたくたになった白くまがあらわれて、人間に傷を負わされたのでかたきをとってほしいと頼んできました。白くまは銀のむちを王子にわたし、これをもって人間の国へ行くことをすすめました。 王子は人間の子どもの姿に変身し、やがて人の住む村に着きました。その村のある一軒の窓から明かりがもれていたので訪ねると、太郎さんとまさ子さんの兄弟が快く迎えてくれました。親切にしてくれたお礼に子どもは兄弟のお母さんの病気を治してあげました。

再び王子は白くまを傷つけた猟師を探しにでかけました。そこで一人の年をとった猟師に会いましたが、話をしているうちに白くまを傷つけた猟師ではないとわかりました。その猟師は自分の小屋へ連れて行ってくれました。王子は猟師の出してくれたごちそうを食べていると、大きな黒くまが小屋めがけて突進してきました。王子は猟師に逃げるようにいい、むちでくまをたたくと体がしびれくまは立ち去りました。しばらくすると猟師が顔色を変えてやってきて、海賊どもが王子のもっているむちとくびかざりをねらっていて、王子を探していると伝えてくれました。

王子は海辺に出て海賊船に乗り込み、ぎんのむちをふりながら海賊どもに近づきました。王子はくびかざりをはずし、海賊にむかって投げると、海賊どもはくびかざりの奪い合いを始めました。そこで、王子は白熊を打ったもにそのくびかざりをやると言うと・・・。

収録作品

まほうのむち
小ぶたのたび
雪と二わのからす
くびわのないいぬ
秋がきました
おじさんのうち
なつめの木であったはなし
風の子とおひなさま
くらげのおばさん
白いくもとおにんぎょう
パンとははいぬ
うまれたばかりのちょうちょう
きつねのおばさん

つるぎさんのはなし
しらない町の子
たのしいちょうたち
ちがったおとうさん
小人のおんがえし
ふしぎなてじな
子うさぎとははうさぎ
はつゆめ
からすねことペルシャねこ

うみぼうずとおひめさま
五月の川の中
山のはなし
ハーモニカをふくと
なかないきりぎりす
きょうだいののねずみ
でんしゃのまどから

雪がふりました
かねも戦地へいきました
赤いちょうちんのはなし
もんをのりこえた武ちゃん
花火の音
いねむりとこや
しゃしんやさん
三匹のいぬ
ちんどんやのおばさん
こまったかおのむしゃにんぎょう

くろいめがねのおじさん
かにと子すずめ
お月さまと虫たち
おとうさんがかえったら
五つになった政ちゃん
ちんどんやのおじいさん
こがらしのふくばん
けんかをわすれたはなし
まあちゃんとちいこちゃん
武ちゃんとかに
たけうま
ながぐつのびんど
雪のふったばんのはなし
おうまのゆめ
まどのないビルデング

ふくろうをさがしに
ありと少年
勇ちゃんと正ちゃんのさんぽ
森のあちら
きんぎょとお月さま
子どもといぬとさかな
村のふみきり
マルはしあわせ
みかんきんかん
かくれんぼ
おやうしと子うし

まいばんいぬがなく
もうじき春がきます
小さなおかあさん
しろくまの子
原っぱの春
にいさんとあお
まあちゃんととんぼ
ふしぎなバイオリン
海のおひめさまのくびかざり

勇ちゃんはいい子です
どらねことからす
あや子さんのえ
ちょうちょうとばら
みい子ちゃん
三人と二つのりんご
こうちょう先生はやさしい
春はおかあさんです
森のかくれんぼう
夕ぐれ
なんでもはいります

どちらがきれいか
夏の日ざかり
ゆめのおしろ
年ちゃんとかぶとむし
四郎ちゃんとおまんじゅう
きなこのついたおかお
みけのごうがいやさん
なかのよいともだち
つめたいメロン
おとうさんのおまね
よそのおかあさん
いさましいかがし
おほしさま
ねずみのおんがえし

とおくからきたねえやさん
やねへあがったはね
すもう
虫と花
子ねこをもらったはなし
にらめっこしましょう
お月さまとぞう
とうといおかあさん
白いくも
ねずみとねことこおろぎ
おっぱい
夏やすみ
雪だるまとおほしさま

小川未明(おがわ・みめい)

1882年4月7日-1961年5月11日

小説家・児童文学作家。本名は小川 健作(おがわ けんさく)。
「日本のアンデルセン」「日本児童文学の父」と呼ばれる。
娘の岡上鈴江も児童文学者。

新潟県高田(現上越市)に生まれる。
東京専門学校(早稲田大学の前身)専門部哲学科を経て大学部英文科を卒業。
坪内逍遙に師事し、島村抱月やラフカディオ・ハーン(小泉八雲)らにも影響を受けた。

在学中に処女作「漂浪児」を発表し、逍遥から「未明」の号を与えられ、
卒業直前に発表した「霰に霙」で小説家としての地位を築く。
1925年に早大童話会を立ち上げ、1926年以降は童話作家に専念する。

1953年、童話会の会員だった鳥越信と古田足日の二人を中心をした「少年文学宣言」
が発表され、未明は、古い児童文学として否定されるという、苦渋の晩年も送った。

代表作は、「金の輪」(労働文学)、「赤い蝋燭と人魚」(朝日新聞)
「月夜と眼鏡」(赤い鳥)、「野薔薇」(小さな草と太陽)など。

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本オーディオブックを全部走りながらお聴きいただいたら、約 93 km、5608 kcal 消費できます。 ランナー向け情報について

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