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解説 小女郎狐が五人の男を一度に殺した? 半七親分が『御仕置例書』から抜書きした事件を語る異色譚を朗読で。 江戸時代の刑法談義から、半七老人が『御仕置例書』から書き抜いた興味深い事件を語る――下総国新石下村の猪番小屋で、松葉の煙にいぶされて五人の若者が死に二人が重体という事件がおこる。伝説の小女郎狐が彼らが以前に殺した小狐の復讐をしたのだと村人たちは噂するが、八州廻りの岡っ引、常陸屋の長次郎は一月前に村娘のおこよが亡くなった一件と関わりがあるのではと睨む。はたして犯人は? そして江戸の奉行所に委ねた裁決は? 演出=水城雄。(C)アイ文庫 【演出・朗読者について】 太宰治「斜陽」などで端整かつ表現豊かな朗読を聞かせている澤田雅世が、悪さを働いたヤンキーたちを成敗するという現代にも通じる半七の異色譚に挑戦しました。時代小説らしい雰囲気作りや、ほとんど男ばかりの登場人物たちを、若い彼女がどう表現するか、演出にも一工夫しました。 「ことのは出版オーディオブック作品一覧はhttp://www.kotonoha.co.jpにて」 著者プロフィール 岡本 綺堂(おかもと きどう) 1872〜1939 東京高輪にイギリス公使館に勤める元御家人の長男として生まれる。新聞記者のかたわら、二世市川左団次に書いた『維新前後』(1908年)、『修禅寺物語』(1911年)など、新歌舞伎を代表する劇作家としても有名。主な著書に『半七捕物帳』『箕輪心中』『ゆず湯』『両国の秋』など。幼い頃から歌舞伎に親しむとともに、父の影響で英語にも堪能で、シャーロック・ホームズを原著で読み、半七捕物帳の構想を得たといわれる。 |
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