概要
森繁久彌が人生を語る、名優達が抒情たっぷりに朗読する〜
文化放送アーカイブス第2弾「語り芸」CD3枚組発売
森繁久彌は数多くの文化放送番組に出演しましたが、特に人気だったのは「今晩は森繁久彌です」と「友よ森繁だ」です。
その語りは全国のリスナーに大変大きな反響を呼びました。番組で森繁はリスナーからのお便りに時に優しく、時に激励し、そして熱く人生を語ります。その一言一言が心に響きます。
又、俳優や声優としても活躍した小山田宗徳、奈良岡朋子、緑魔子は抒情豊かに朗読しています。オリジナル音楽と効果音により、名優達の語りが深みを増します。
文化放送の年間キャンペーン「言葉のチカラ」を象徴する「語り芸」CD。森繁久彌の番組がCD2枚、朗読番組1枚に収まっています。想像の世界が広がる、珠玉の初蔵出し3枚組です。
A5版特製ブックレットには今回も森繁久彌の貴重な写真や直筆挿絵等を発掘し、掲載しました。
そして伊東四朗氏による特別寄稿「心の師、森繁久彌先輩」も掲載。知られざるエピソードと、自身の森繁像をユニークな視点で描きあげています。
内容
CDに収容した「今晩は森繁久彌です」は昭和40年民放大会「ラジオディスク部門」で最優秀賞を受賞した作品です。今回のCDには「友よ森繁だ」から多くを収納しました。
「友よ森繁だ」音源についてはテーマ毎に〔リスナー篇〕〔番組企画篇〕〔森繁人生談義篇〕に再構成しました。
更に特別篇として、文化放送開局50周年記念特番に出演した森繁久彌88才の音源も収めました。養女にしたクラーク桂子さんへの想いを感極まりながら語っています。
CD1枚目
○今晩は森繁久彌です 6分25秒 (昭和39年放送)
○友よ森繁だ (昭和53年〜昭和54年放送)
〔リスナー篇〕34分20秒 〔番組企画篇〕29分30秒
○開局50周年スペシャル「文化放送を創った番組たち」 3分20秒(平成14年放送)
CD2枚目
○友よ森繁だ (昭和53年〜昭和54年放送)
〔森繁自作朗読篇〕42分40秒
「役者」「親父と息子」「山」「魂碑」「一片の雲」「わがアナテフカ」他
〔森繁人生談義篇〕29分15秒
CD3枚目
「青春劇場 日本抒情名詩集」
この番組は昭和50年7月、「みのもんたのワイドNO1」内で22時台の10分ベルトで3週間にわたって放送されたもの。
1週目は小山田宗徳が「明治篇」を、2週目は奈良岡朋子が「大正篇」を、3週目は緑魔子が「昭和篇」を朗読しました。
オリジナルテーマ等の音楽は作曲家の星野進が担当、抒情たっぷりの音楽が効果音とともに朗読を引き立てています。朗読という「語り」が音楽とのコラボレーションによって、絶妙なハーモニーとなり、想像が広がっていきます。
<収容音源>
小山田宗徳
1.島崎藤村 初恋・潮音(しおね)・白壁・四つの袖・千曲川のほとりにて・
小諸なる古城のほとり 7分35秒
2.蒲原有明 牡蠣の殻・夏の歌・秋のこころ・さいかし・ 7分30秒
3.北原白秋 想ひ出・片恋・旅役者・城ケ島の雨・母・薔薇二題・落葉松・7分50秒
4.三木露風 赤とんぼ・雨の歌・接吻の後に・現身(うつしみ)・栴檀(せんだん)
6分50秒
奈良岡朋子
1.高村光太郎 樹下の二人・あどけない話・同棲同類・千鳥と遊ぶ智恵子・
檸檬哀歌・荒涼たる帰宅 8分55秒
2.宮沢賢治 開墾・高原・くらかけ山の雪・永訣の朝・雨ニモマケズ 7分05秒
3.萩原朔太郎 卵・竹・夜汽車・猫・愛憐(あいれん)・こころ・緑色の笛 6分35秒
緑魔子
1.三好達治 雪・乳母車・浅春偶語(せんしゅんぐうご)・わが名を呼びて・
ひととせふれば 計6分30秒-TM
2.中原中也 湖上・サーカス・雪の宵・北の海・汚れっちまった悲しみに 6分42秒
3.草野心平 ごびらっふの独白・地球・原子・秋の夜の会話・李太白と蛙 7分32秒
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