内容紹介
たったこれだけの習慣・考え方
  
自分を幸福だ、幸運だと感じることは、客観的な条件や評価は当てはまりません。自分自身が「どう感じるか」に左右されます。 
人は、起こっているすべてのことを見たり、感じたりしているのではなく、自分の注意のいく情報のみを処理します。 
自分を不幸だ、不運だ、と思い込んでしまう人は、自分をとりまく世界の中から、不運や嫌な事ばかり目についたり、感じたりします。 
逆に、自分は「幸運だ、幸せだ」と思える人は、たとえ逆境にあっても、未来を前向きに捕らえられ、自分にプラスになるようなことを考え、思い出します。 
自分を「幸福で幸運」と思える人は、感謝の気持ちを持ち、心持ちも明るくへこまないので、行動がより積極的になり、対人関係も広げられ、実際の人生も開けていきます。しかし、自分のことを「不運で不幸」だと思い込む人は、どうせ何をやっても無駄だと最初から諦めてしまうため、対人関係や行動も消極的になり、現実を打開する気力も機会も失ってしまいます。 
マイナス思考の「ものの見方やとらえ方」は、「心の持ちよう」のトレーニングで変えることができます。 
精神科医の和田秀樹先生が、本書で自分を肯定的に捉え、自分の可能性を広げられるようになる、「プラス思考」ができる7つの方法をアドバイスします。未来を切り開いていける「プラス思考」です。
 
目次
まえがき
  
[第1の法則]◎身のまわりの幸福や幸運の断片(ピース)をしっかり捕まえなさい 
「あんなふうになれたらいい」と思わせる人 
悩みや不満があっても平気な人がいる 
なぜ幸せな人に「いいこと」が集まってくるのか? 
「幸運」の種を自分から見逃していませんか
  
[第2の法則]◎できることをきちんとやれば「幸せ」は必ずついてくる 
わたしたちは、いつから「幸せ探し」が下手になったのですか? 
幸せには、どんどん「ふくらむ力」があります 
今日、やるべきことがあることは幸せ! それを忘れていませんか 
「とりあえず幸せ」をまずめざしてみよう! 
昨日できなかったことに心を奪われてはいけない 
いまより一段だけ上をめざそう! 
きちんとできることをやるのも、あなたの才能のうちです 
あの人は優秀なのになぜ不幸なのか、と思わせる人 
小さな幸せは現在に、大きな幸せは未来に見すえよう 
どんな人にも、いまから始まる幸福な人生があるはず
  
[第3の法則]◎「いやなこと」には鈍感に「いいこと」には敏感に! 
「内観」が、あなたを幸せにしてくれる 
美人なのになぜあの人は性格が悪いの? 
なんでもないことを喜べる人は、何をやってもうまくいく 
「いいこと」に敏感になろう、「悪いこと」に敏感にならなくてよい 
わざわざ「不幸への道」を選んでいませんか 
クヨクヨした気分は、簡単に乗り越えられる 
「不運」と「不幸」を混同していませんか? 
悪いことの中にも「いいことがあった」と思える人は幸せ 
「あのころはよかった」より「いまだって悪くない」になろう 
どんな人にも「幸せになる力」が備わっている
  
[第4の法則]◎日々成長していく自分に気づこう。そうすれば幸運がやってくる 
「昨日よりよくなった」と思える人は、気持ちいい自分に出会える 
大人になっても人の心は成長し続けます 
昨日より「成長している」と思える人は幸せになれる 
「もうゴールは過ぎた・遅い」と勘違いしてませんか? 
勉強の喜びとは、自分の成長に気がつく楽しさのこと 
日々「芯のぶれない人」が幸福に真っ直ぐ向かってゆく 
期待が外れても腹を立てない生き方を学ぼう 
幸せになれる人には、小さな行動力がある 
いまのあなたは幸運と不運の分岐点で迷っていませんか 
一ミリずつでいいから、一日一日の成長に気づいてください!
  
[第5の法則]◎「いい思い出が残せる人」が、いい人間関係を築ける 
他人に親切にすると「いいこと」がある 
意地悪な人は、いつか人から意地悪される 
「わたしも悪かった」と思うと心が楽になる 
あの人は、どうしてすぐ不機嫌になるのだろう? 
感情コントロールができると自信が湧いてくる 
「譲ること」ができる人は、いい自分に出会える 
自分の周りにいい人が増えてくる生き方 
「どうしたのかな?」と軽く他人の悪感情をやり過ごそう 
幸せな人は他人の気持ちを深追いしない 
わかり合える人がいる幸せを大切にしよう 
人間関係の基本は「いい思い出」を残すことにある
  
[第6の法則]◎自分の欲望をごまかさない。その実現が幸福を生む 
「お力ネがほしい」という欲望は健全です 
自分の欲望を抑えなくていい! 
自分にとっていちばん大切なものを手放さないこと 
不満解消にもやり方がある 
不満だらけの自分にサヨナラしよう 
「どうせわたしはダメさ」でほんとうにダメになってしまう人 
「ありすぎる自信」は、結局何ももたらさない 
宝くじで一億円当たる夢より、現実に百万円貯めたほうが幸せ 
「あきらめて」幸せになる人・「あきらめきれず」に不幸になる人 
この夢は「取っておこう」という生き方もある
  
[第7の法則]◎「幸せ」へ一歩踏み出しなさい。必ず「幸せ」に近づきます 
どんなに幸せな人でも、ときどき溜め息を洩らします 
「溜め息」は、これからも頑張ろうというサイン 
毎日の終わりにやるべきこと・感じるべきこと 
幸せそうに見える人はどんどん幸せになっていく 
自分の気持ちを真っ直ぐ見つめる勇気を持とう 
今日の一歩からあなたは幸せに近づいていく
 
和田秀樹(わだ・ひでき)
1960年大阪府生まれ、精神科医。東京大学医学部卒、東京大学付属病院精神神経科助手、アメリカ・カールメニンガー精神医学校国際フェローを経て、日本初の心理学ビジネスのシンクタンク、ヒデキ・ワダ・インスティテュートを設立し、代表に就任。国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学専攻)。一橋大学経済学部非常勤講師(医療経済学)。川崎幸病院精神科顧問。老年精神医学、精神分析学(特に自己心理学)、集団精神療法学を専門とする。著書は『学力崩壊』『大人のための勉強法』『受験は要領』『痛快!心理学』『嫉妬学』『医者を目指す君たちへ』『女性のための心理学』『学力をつける100のメソッド』(陰山英男氏共著)『富裕層が日本をダメにした!』『新受験技法 東大合格の極意』『バカとは何か』『反貧困の勉強法』『勉強のできる子のママがしていること』『人は「感情」から老化する』『受験のシンデレラ』『『心理学を知る事典』『「新中流」の誕生』『 ビジネスマンのための心理学入門』『あなたはシゾフレ人間かメランコ人間か』『受験勉強は役に立つ』『医療のからくり』『大人のための読書法』『命と向き合う』(中川恵一・養老孟司氏共著)『「感情の整理」が上手い人下手な人』『なぜ、いいことを考えると「いいことが起こる」のか』『必ず!「プラス思考」になる7つの法則』『「脳の手入れ」が上手い人下手な人』など多数。心理学、教育問題、老人問題、人材開発、大学受験などのフィールドを中心に、テレビ、ラジオ、雑誌や数多くの単行本を執筆し、精力的に活動中。2008年4月より、保護者、教育者向け会員組織『学力向上!の会』発足。2009年1年間で刊行した著書43冊。第5回正論新風賞受賞。映画 初監督作品『受験のシンデレラ』2007年モナコ国際映画祭最優秀作品賞受賞。
  
※本商品は『必ず!「プラス思考」になる7つの法則』[新講社刊 和田秀樹著 ISBN:978-4-86081-217-1 900円(税込)]をオーディオ化したものです。 
 
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