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ハリセンで釈台を叩き「パパン」という音を響かせて調子良く語る、江戸時代から伝わる日本伝統の話芸「講談」。講談協会に所属する真打を中心とした生粋の講談師たちによる、由緒正しき寄席で行われた高座を録音した実況音源!
このお話は、女性が強く女性上位で今の時代に向いてるようですが、現代と違うのは男女の平等、同等を持たない、あくまで男性が先、女性が後。この話のお貞さんは、そうした女性としての役目を持ちながら、堕落した夫をどこ迄も支え、立ち直らして行く妻で、あっぱれ、手本にすべき夫婦像と云える。
プロフィール
神田翠月
講釈師
静岡県浜松市生まれ。
昭和43年 田辺一鶴に入門 田辺小鶴で初高座、女流講談師第1号となる
昭和46年 二ツ目
昭和51年 真打昇進 二代目山陽門下に移り神田翠月と改名、現在に至る
主な読み物:世話物、人情物、武芸物、怪談噺、毒婦伝
趣味:洋裁、手芸
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