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解説

「三遊亭遊馬独演会」(平成28年6月12日)がCDになりました。

その昔、大工さんで名人、神様と言われた「左甚五郎」という方がおりました。
この方の彫ったものにはなんとも不思議なことが起こります。

一席目は京都からの東下り
「竹の水仙(たけのすいせん)」(32分07秒)

二席目は江戸へ出て来て大工・政五郎の厄介になる
「三井の大黒(みついのだいこく)」(27分41秒)

三席目はその後に奥州へ出かける
「ねずみ」(32分52秒)

寄席では同時にかかることがない甚五郎もの三席を、遊馬が通しで演じております。独演会のライブ版でお楽しみください。

遊馬

◆このCDは、平成28年6月12日に国立演芸場にて行われた「三遊亭遊馬独演会」を収録し、CD化したものです。

収録内容

［Disc1］
「竹の水仙(たけのすいせん)」(32分07秒)
「三井の大黒(みついのだいこく)」(27分41秒)

［Disc2］
「ねずみ」(32分52秒)

三遊亭遊馬（さんゆうてい ゆうば） プロフィール

1970年 埼玉県桶川市生まれ。駒沢大学仏教学部禅学科卒業
1994年 三遊亭小遊三に入門、三遊亭遊だちの名で前座修行
1998年 遊だち改め遊馬の名で二ツ目昇進
2008年 真打昇進
2011年 2010年度「国立演芸場花形演芸大賞」銀賞
2014年 平成26年度（第69回）文化庁芸術祭賞大賞