子どもが本当に思っていること

[Audio Book] 子どもが本当に思っていること

精神科医さわ, 日本実業出版社
パンローリング

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249分 54ファイル, released in Sep. 2025
1,650 yen (including tax 150 yen)

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【内容紹介】

児童精神科医が「子育てが不安なお母さん」に伝えたい子どもが本当に思っていること

この本は「子どもの心の声がわかる本」です。
お母さんたちに、「子どもって、こんなふうに思っているんですよ」ということが伝わることで、子どもとの関わり方が変わっていって、結果的に安心して子育てができるようになっていけるのです。

発達障害の不登校児を育てながら
YouTubeでも100万回再生と大人気の精神科医さわが集めた
「親子の関係が変わる」子どもの心の声とは？

「大丈夫だよ。怒らなくても伝わるから」
「お母さんだって完ぺきじゃないんだね！」
「何度も同じこと言わないで」
「もっと認めてほしい」
「勝手に期待して、勝手にがっかりしないで」
「『あなたのため』って言うけど本当にそうなの？」
「ちゃんと私を『見て』『聞いて』『信じて』」
「ねぇ、人生って楽しいの？」
「お母さん、ただそばで笑っててくれるだけでいいんだよ」

もしも今、子育てが大変、つらいと感じていながらも、
子どもと幸せにすごしたいと願うのであれば、
勇気を出して最後まで読んでほしいのです。

なぜなら、この本は「子どもの心の声がわかる本」だから。

この本には、精神科医としてこれまで3万人以上をみてきた著者が、子育て中のお母さんに伝えたいメッセージとともに、「子育てで大切なこと」をまとめました。

・親がよかれと思ってやっていることが、気づかぬうちに子どもを傷つけていることも
・しつけが押しつけになっていませんか？
・不安な親ほど「見ない」「待てない」「気づかない」
・不登校、いじめ、生きづらさ…
・過干渉、教育虐待、毒親…親であるかぎり、だれしも可能性があるからこそ・子どもには子どもの人生がある
・子どもがいちばんほしいのは「安心」です

はじめに

第1章子どもは安心したい
子どもの心の声1 お母さん、なんでそんなにあせってるの？
▲ 家の中は、子どもが安心できる場にしてあげて

子どもの心の声2 お母さんが笑っていると、やっぱりうれしいな
▲ 安定した愛着形成によって、子どもは心が安定した大人に成長する

子どもの心の声3 とりあえず「大丈夫」って言わないで
▲ 不安の強い子には「不安なんだね」と寄り添う

子どもの心の声4 さっきと言っていることがちがうんだけど
▲ 親の矛盾した声かけが、子どもを混乱させる

子どもの心の声5 こんなふうだから、友だちができないの？
▲ 不安で子どもをコントロールするのはやめましょう

子どもの心の声6 もっと認めてほしい
▲ とくに子ども時代は、家庭を心から安心できる場所に

子どもの心の声7 私のせいで、お母さんとお父さんはけんかしてるの？
▲ 夫婦げんかをしたら、仲直りまで子どもに見せましょう

子どもの心の声8 お母さんが苦しそうだと、私も苦しいよ
▲ 子育ては1人でがんばらずに、もっと頼っていいんです

子どもの心の声9 そばにいてくれるだけでうれしいんだよ
▲苦しいときは1人で悩まず、「助けて」と言える勇気を

第2章子どもは怒らないでほしい
子どもの心の声10 そんなふうに、ため息つかないで
▲ 子どもは、親のちょっとした態度でも落ち込むことがある

子どもの心の声11 私の気持ちも考えず無理やりさせないで
▲ 無理に動かそうとすると、子どもは「自分で決める力」を身につけられません

子どもの心の声12 怒らなくても伝わるから
▲ 大人の都合で、子どもの好奇心にふたをしないで

子どもの心の声13 何度も同じこと言わないで
▲ あなたの言いたいタイミングで言っていませんか？子どもには子どものタイミングがある

子どもの心の声14 なんでもかんでも指示しないでほしい
▲ 子どもになにかを伝えるときは、なぜ親がそう思うのかという理由を伝えて、対話しましょう

子どもの心の声15 自分の考えで押さえつけないで
▲ 正しさを押しつけず、「Ⅰ（アイ）メッセージ」で伝えましょう

子どもの心の声16 親はいつも子どもより正しいの？
▲ 子どもは親が知らない自分の世界を持っている

子どもの心の声17 お母さんだって完ぺきじゃないんだね！
▲ 親だってたくさん失敗をしてきたということは、子どもの学びになり、生きる安心感にもなる

第3章子どもは自立したい
子どもの心の声18 お母さんが不安だからって、私を振り回さないで！
▲ 子どもが傷ついているのか、それともあなた自身が傷ついているのか、冷静に見極めることが大切

子どもの心の声19 お母さん、そんなに私のことが心配？
▲ 親が子どもに進ませたい道があるときは要注意

子どもの心の声20 「ああしなければ」「こうしなければ」ってうるさいなぁ
▲ 「ねばならない」は、本当にそうでなければならないですか？

子どもの心の声21 子どもの世界に勝手に入ってこないで
▲ わが子が「かわいそう」と思ったときほど、一度、深呼吸をして様子を観察してみて

子どもの心の声22 お母さんが不安そうにしていると、もっと不安になるよ
▲ 大事なのは、正しく不安になること

子どもの心の声23 お母さんが苦しいのは私のせい？
▲ 親が笑って見守ってくれている。それがなによりの安心です

第4章子どもは信じてほしい
子どもの心の声24 「どうせできない」って思ってる？
▲ よかれと思ってしている行動も、一度立ち止まって、その意味を考えてみて

子どもの心の声25 ちゃんと私を「見て」「聞いて」「信じて」
▲ ただそばにいて笑っている。一見簡単そうだけど、意外とできないんです

子どもの心の声26 なにも言わずに見ていてくれるだけでいいからね
▲ 子どもを信じて待つ。だまって見守ることで伝わる思いもあります

子どもの心の声27 「自分の意見を言いなさい」と言うなら、まず話させて
▲ 話を聞く姿勢がなければ、子どもは自分から話しません

子どもの心の声28 もっと自分の足で歩かせて
▲ 自分の足で歩いてこそ、子どもは失敗から学ぶものです

子どもの心の声29 うまくいかなかったら、どうしよう
▲ とらえ方を変えれば、やり直すチャンスは必ずあります

子どもの心の声30 受験に落ちたら、人生もう終わり! ?
▲ あなたがこれまで失敗だと思ってきたことって、本当に失敗でしょうか？

子どもの心の声31 もう親の言うとおりにならないから
▲ 反抗期は自立のはじまり

第5章子どもは見守っていてほしい
子どもの心の声32 「あなたのため」って言うけど本当にそうなの？
▲ 「親の期待」が子どもの心を追い込むことも

子どもの心の声33 それって私が本当に思っていること？
▲ 自分の価値観はだれかに引きずられていないか、それで子どもを苦しめていないか

子どもの心の声34 もっと私の気持ち、受けとめてほしい
▲ 自分の言動が支配的になっていないか、振り返る習慣を

子どもの心の声35 親の夢や理想を押しつけないで
▲ 親の「こうあってほしい」を子どもに託さないで

子どもの心の声36 なんで私の声を聞いてくれないの？
▲ 子どもは親の所有物ではありません

子どもの心の声37 お母さんの言うとおりにすれば、まちがいないの？
▲ 勇気を出して子どもを手放していこう

子どもの心の声38 今日はお母さんの機嫌どうかな？
▲子どもの人生はだれのもの？子ども自身が舵取りする人生に

子どもの心の声39 どうしても親の評価が気になっちゃう
▲ 愛情がまちがった方向にいっていないか、ときどき振り返ってみて

第6章子どもは受け入れてほしい
子どもの心の声40 勝手に期待して、勝手にがっかりしないで
▲ 親子であっても1人の人間同士。対等な目線で、気持ちを伝え合おう

子どもの心の声41 その期待が重い
▲ 親の期待で子どもをコントロールしないで

子どもの心の声42 なにもできない自分には、生きる価値なんて
▲ 子どもが生きていくうえでもっとも大切なのは、存在そのものを認めること

子どもの心の声43 お母さんの思うような子になれなくて、ごめんね
▲ 「あなたを誇りに思うよ」というメッセージを伝えてください

子どもの心の声44 学校に行けない自分はダメな人間？
▲ 不登校とひと言で言っても、その原因や状況、めざすゴールはさまざま

子どもの心の声45 がんばれない私のこと、嫌いにならないで
▲ がんばっていても、がんばれなくても、あなたの価値に変わりはないと伝えて

子どもの心の声46 なんでもわかったように言わないで
▲ わからないことをわかろうとしすぎない。詮索しない

子どもの心の声47 私の人生の「正解」を決めないで
▲ 人生の「正解」はだれにもわからないから、「選んだ道」を正解にしていけばいいんです

子どもの心の声48 お母さん、そばで笑っててくれるだけでうれしいから
▲ 「いいお母さん」をめざしてがんばりすぎないで

子どもの心の声49 毎日やらなければいけないことがいっぱいあってつらいよ
▲ その子が生まれてきてくれた喜びを思い出して

子どもの心の声50 ねえ、人生って楽しいの？
▲ なにかを与えられなくても大丈夫！お母さんがそばで笑っていることが一番です

おわりに

精神科医さわ

塩釜口こころクリニック(名古屋市)院長。児童精神科医。精神保健指定医、精神科専門医、公認心理師。1984年三重県生まれ。開業医の父と薬剤師の母のもとに育ち、南山中学校・高等学校女子部、藤田医科大学医学部卒業。勤務医時代はアルコール依存症など多くの患者と向き合う。

発達ユニークな娘2人をシングルで育てる母でもあり、長女の不登校と発達障害の診断をきっかけに、「同じような悩みをもつ親子の支えになりたい」と2021年に塩釜口こころクリニックを開業。開業直後から予約が殺到し、現在も月に約400人の親子を診察。これまで延べ5万人以上の診療に携わる。患者やその保護者からは「同じ母親としての言葉に救われた」「子育てに希望が持てた」「先生に会うと安心する」「生きる勇気をもらえた」と涙を流す患者さんも多い。

YouTube「精神科医さわの幸せの処方箋」(登録者10万人超)、Voicyでの毎朝の音声配信も好評で、「子育てや生きるのがラクになった」と幅広い層に支持されている。著書にベストセラー『子どもが本当に思っていること』(日本実業出版社)、監修に『こどもアウトプット図鑑』(サンクチュアリ出版)がある。

※本商品は『児童精神科医が「子育てが不安なお母さん」に伝えたい子どもが本当に思っていること』
【発行】日本実業出版社精神科医さわ著 ISBN：978-4-534-06095-2 256頁 1500円(税別)]をオーディオ化したものです。

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