Tweet
オーディオブック(音声ブック) を聴くには? | CD版
感覚や感受性が非常に鋭敏な〈HSP〉(highly-sensitive-person)と言われる人は、 5人に1人程度いる、と言われています。 味覚や聴覚、触覚といった感覚的な体感の部分で世界の事物をより鋭敏に受けとめるばかりか、人の言動についても、より多くの感受性と理解力で向き合うため、ストレスを負いやすく、傷つきやすいメンタルをもっています。 相当長い時間を生きて、経験を重ねるまで、本人も自覚できない場合も多く、自分が感じているようには、他の多くの人は感じていない、と気づいたとき、この世界に対して居場所がないような違和感や疎外感を覚えるかもしれません。 仕事への向き合い方や、対人関係などにおいて、より感じやすいからこそ、より深く傷ついてしまうことが多々あり、自分でも気づかないうちに心がどんどんむしばまれ、人生がうまくいかないために「自分は不適応者だ」という思いに苦しんでいる方もいます。 多くの人とは違う感受性で物事を受けとめるため、心が壊れてしまい、 なかなか前向きになることができなかったりもします。 また、繊細さと鋭敏さにより、人の悪意やネガティブな言動もより強く感じてしまい、うつ病などの病が発症してしまうこともあり、他の人が感じるより繊細な心を持った人は、多くの人々とは違う〈生き方〉を摸索していく必要があるかもしれません。 〈こわれた心をどう癒していけばいいのか〉 〈繊細な自分は、損をしているだけなのか〉 〈自らをどのように理解すればいいのか〉 〈与えられている可能性とはなんなのか〉 〈今後どのような生き方ができるのだろう〉 こういった問いに、優しく寄り添い、小さな物語を通して、 「これから」の毎日を創造的に展望していくためのヒントとして、あなたに語り掛けます。
ぼくはヒーローに、なれなかった。 だれもわたしを愛していない ガチャに外れた 生きていても苦しいだけ おじさんが伝説になるまで
1979年生まれ。東京神学大学大学院修士課程修了。2008年より、日本基督教団牧師としてキリスト教を軸として、人生論・心理学・哲学などの分野を横断する著書を多数、出版。
Products by the same author: 齋藤真行, さいとうれい
Previous page・Top page