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春風亭一之輔 [オーディオブック] 落語 青菜(あおな) 春風亭一之輔

[オーディオブック] 落語 青菜(あおな) 春風亭一之輔

春風亭一之輔
ラジオデイズ
ダウンロード販売 MP3 約34分 1ファイル 31.2MB 2009年4月発売
本体 334円  税込 367円
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これを聴かずに夏は語れぬ!

【あらすじ】
暑い盛りです。「ご精がでますな、植木屋さん」。植木屋は仕事先のお屋敷で旦那から声をかけられ、お酒をご馳走になります。涼しげなガラスのコップに注がれた酒は「柳蔭」、肴には氷の上に乗った鯉のあらいが出されます。初めて食べた植木屋はしゃれた趣向にしきりに感心します。旦那が手をたたいて家の者を呼ぶと、奥様が三つ指ついて出てきます。青菜のおひたしを持ってくるように言うと「鞍馬から牛若丸が出でましてその名(菜)を九郎(食らう)判官」。すると旦那が「義経にしておけ(よしておけ)」と答えます。横で聞いていた植木屋は誰かが訪ねてきたのだと勘違いしますが、菜を食べてしまったことを客にわからないように隠し言葉で洒落たんだ、と旦那に種明かしされて、心底感心して長屋に帰ってきます。真似がしてみたくなり、次の間ならぬ押し入れに女房を押し込んで、友だちの半公を呼び込みます。

【聴きどころ】
もはや一之輔さんの十八番。噺の面白さが改めて実感できる口演です。噺の筋ももちろん面白いのですが、前半、お屋敷で植木屋が、旦那の前でかしこまりながらも、ときどき地の無邪気さが顔を出す様子なども巧みに描かれています。細部をていねいに語っているので、お屋敷の縁側の涼やかさから、長屋の押し入れの灼熱地獄まで、夏の夕方をまざまざと思い浮かべることができます。

【もうひと言】
長屋の住人が旦那の真似をして失敗する、という定番噺。「柳蔭」とはみりんに焼酎を加えて味を変えたもの。東京では「直し」とも。かつては暑気払いに夏に冷やして呑まれました。

本オーディオブックを全部走りながらお聴きいただいたら、約 4 km、272 kcal 消費できます。 ランナー向け情報について

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